高槻市の少女死亡事件から粕屋町にも似たような状況はあるかもしれないと思っていましたが、まさかこんなに身近に、しかも同程度に危険な状態があるなんて、だれが想像できたでしょう。
最も地元乙仲東区では前から不安に感じている方があったのでしょう、マスコミに通報されたようで、すぐにマスコミが取材し20日にテレビ報道があったようです。場所は仲原保育所の北側。生活道路に面しています。先には学童保育舎の建物も見えます。
昭和55年ぐらいの建設なのでその当時のやり方でしょうか。支持者からのメールに調査してほしいという内容が入ったので翌21日に聞き取り調査開始。高さはざっと見て路上より3メートル以上あります。
通学路ではないようですが、子どもは通りますし、大人でも怖い。真ん中を歩いても被害にあう恐れがあります。車が通る時は壁側によって歩いている人を見かけました。
ひび割れは平成17年の西方沖の地震の時のものでしょうか。
保育所では以前より危険個所であるという認識はあったようで、歴代の園長はその都度子ども未来課に報告はしていたと聞いています。が、テレビ報道のように「予算がない」で終わっていたのではないでしょうか。
擁壁の上にブロックが7段積み上げられていますが、内側から見ると3段分は保育所の敷地を盛り土した用土があり、ブロック塀だけを改修するというのは不可能のようです。
この一帯は旧仲原小学校の敷地で、私が通っていた旧小学校の正面玄関、体育館跡地に保育所が建設され、その時に盛り土をしてそれを覆うためにブロック塀ができたのではないかと推測します。保育所を壊し、敷地の土を削らないとブロックは扱えない状態です。
結論からいうと保育所を早急に建替えなければならないということではないでしょうか。
しかし今まで、保育所の民営化問題で建替えの話がある時には一度も仲原保育所をという話は出ていませんね。昨年が初めてです。ということはブロック塀の危険の認識度は低かったということになります。
町長は現場を見に来たでしょうか。マスコミ報道は怖いです。早急に対応し、ホームページ、広報でその内容を報告しなければ、再びダメな町として新聞やテレビの報道があるかもしれません。
議会は7月4日の厚生委員会で審議します。もともと昨年から行っている老朽化した2園の補修についてどのような流れで今後行うのかを議題にしていましたので、それに加える形で今回の件を調査・審議します。その内容によっては議会も動きます。
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中野敏朗 (土曜日, 23 6月 2018 11:36)
フェンスの袖もブロック積みなので、7段ではなく、10段ですね。
粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか? (土曜日, 23 6月 2018 19:59)
危険ブロック塀の問題を記事にしてくださりありがとうございます。
私は、「粕屋町のブロック塀をなくして、安全な町にしませんか?」というタイトルのフェイスブックで、以前から発信を続けている者です。(私はマスコミへの通報はしていません。)
昨年の「保育所建て替え・民営化について」アンケートの際は、ブロック塀の老朽化を心配する旨の意見を出させていただきました。(アンケート連番29)
今回、大阪での最悪の結果により、ブロック塀の危険性と安全対策について連日マスコミでも報道され、世間での認知が広まりました。
高槻市では、点検結果が安全対策の実施に結びつかなかったようで、それを粕屋町で繰り返してはならないと思っています。
本田議員、中野議員がブロック塀の問題をホームページで取り上げてくださったことを心強く感じております。よろしくお願いします。