12日に行われた一ノ瀬留美館長(筑後市立図書館)の講演では、図書館で催されているいくつもの興味深い事業が紹介されました。その中で最も注目度が高たかったのは「なるには講座(職業案内講座」でした。
耳慣れない言葉ですよね。事前に資料を見ただけではわかりませんでした。この方はほかの事業もそうですがネーミングがすばらしい。コピーライターでも生きていけそう。中高生のための職業案内を実際にその職業に就いた人が若者の前で語るという内容です。○○になるにはどうしたらよいかという発想からの命名のようです。
お金がかからずにすぐに取り組めたのは「公務員講座」。そりゃそうですよね、公務員だから講師謝礼は交通費ぐらい、人材は豊富?! プロ野球選手の講座もソフトバンクの野球場があるからと申し込んだら断られ、結局は他のチームの選手に依頼したとか。
本からの情報も大事ですが、人からの情報も大事、と取り組まれ年5~6回、親子で参加できるように夏休みの夜開催しておられる様子。人気の公務員講座は毎年開催し、他の講座はその年の人気の職業ランキングから講師を招くようにしているとのことでした。会場でいただいたアンケートの一文を紹介します。
今日は貴重なお話がお聞きできて、とてもありがたく思いました。
ボランティアして5年 活動させていただいている身ですが、
館長さんがおっしゃったボランティアとしての気持ちにとても同感いたしました。
個人的には長男が高校生で、なかなか将来へのつながる目標が持てず、
今もっと勉強したほうがいいのだけけど・・・・と、反抗期の息子には言えずに見ている
状況なので、”なるには講座”がとても素晴らしいと思いました。
県外からも というお話でしたので、行ってみたいと思いました。
今日は元気をいただきました。本当にありがとうございました。
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