スマホ社会と子どもの育ち

 福岡市の千早、なみきホールでNPO法人子どもとメディア主催の全国フォーラムが開催されています。27日、28日の2日間のぎっしり内容が詰まった研修会です。子育て応援団の研修になると昨年定例会で提案し、町の補助を受けて5人が受講しています。

 

 私はこのNPOの会員で毎年一人でフォーラムに参加していましたが、同じ空間に粕屋町の仲間がいるというのは何とも心強いものです。

 

 昨日の清川輝基代表理事の基調講演に驚いています。清川氏は元NHKのディレクターで40年以上も前から子どものメディア漬けに警告を鳴らしている方です。報告では日本の現在の出生率は一番ピークの頃の半分まで低下。なおさら一人ひとりを大切に育てないといけないのに、不登校児は13万人、19歳以下の子どもの自殺率は増加しているということです。

 

 日本の自殺数は2008年に34400人、2017年は21000人でした。ここまで減っているのに

子どもへのケアが足りていないのか、どう考えても悲しすぎますね。

 

 日本の子どものメディア接触率は2003年より世界第1位。メディア接触が高いほど、「生きていても仕方がない」という問いに「よく思う、ときどき思う」という回答した子どもが多いという日米の結果があります。

 

 今日も盛りだくさんの内容。とにかく目を凝らし、耳を澄まして学んできます。

 

 

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コメント: 1
  • #1

    NPO笑和 命と人の尊厳を守る会 小川勇二 (木曜日, 01 2月 2018 19:37)

    毎日お疲れ様です! シェアさせて頂きます。