一昨年より行っている議会報告会の子ども議会事業の新しい取り組みです。毎年少しずつ改良して、できるだけ粕屋町議会独自の取組をということで検討を重ねています。従来の、子どもが一日議員になって執行部に一般質問する形式は粕屋町役場職員、教育委員会、学校現場の負担が大きいと改善を求められていました。
今回はできるだけ他を煩わすことなく、議会が各学校への説明から募集まで取り仕切る形で行いました。応募した児童とその保護者はご自分たちの意志で参加され、「議場体験をしてみたい、議会を見てみたい」という気持ちで申し込まれていました。
参加者は12組の親子。3つの議案を用意し、3常任委員会に分かれて、そこでの議案審議を児童の皆さんと一緒にしました。その常任委員会の報告を議場で本議会と同じように委員長が行い、全体に賛否を問いました。子どもたちは議員のそばの用意された椅子に座ってそれを見、実際に賛否のボタンを押す児童もいました。一般質問はいつもと同じように議員が行い、答弁者は役場執行部ではなく、議員がその役割を担いました。解説をする議員の表情の優しいかったこと。
主権者教育の一環も兼ねているのですが、議員になりたいという児童もいて頼もしくなりました。
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NPO笑和 命と人の尊厳を守る会 (土曜日, 27 1月 2018 22:29)
ありがとうございました。
これこそ 真の民主主義と 感銘しました。