保育所の現状を視察してそのまとめに着手しているところです。厚生常任委員会の中でそれぞれの担当を決め、その方にあらかたまとめてもらって委員会としての方針を出します。
12月議会中に結果を出し執行部へ何らかの提案が出せたら、否、出さなければなりません。原課に尋ねると今年の工事請負費の予算は0、需用費(3園の維持管理費、例えばガラスが割れたとか)のうちの40万円くらいの中で緊急のものも処理するように指示されているということでした。
昨年の今頃は平成29年度、本年の予算案作成に向けて原課は経営政策課と予算査定の折衝をしていたはずです。予算措置が0回答ということは、その時点で2園同時に民営化による建て替えを執行部は頭に描いていたのだろうか?
だから雨漏りによる屋根の補修、ささくれだった床の補修などはみてみぬふり?そして今年7月の建替え・民営化の保護者説明会では、地震による倒壊が危惧されるから一刻も早く民営化による建て替えをという説明になるのか?!
今困っている現場への責任の大いなる欠落です。最短でも2年かかる建替え工事、しかも可能かどうかわかりもしないのに、今の不備に手立てを一切しない、行政の態度としては最悪、責任放棄です。
しかも議会がそれを指摘できていない。議会も機能不全です。心からお詫びをしたいと考えています。
ささくれだった床を素足で走り回る子どもたち。トイレの数が足りず、我慢して順番を待っている子どもたち。平成17年製造のエアコンの据え付け位置が悪く空調が機能せず、しかもどの部屋にも網戸がない。
挙げれば枚挙にいとまがない、驚きの事実ばかりです。職員も保護者ももっと声を上げなければ。
先のことはわからない。地震が? 水害が? 誰かの死亡が? はたまた戦争が?
今のことを考えよう、今を大切に生きよう!今を十分に生きたらそれにつながっている明日がより良いものになると私は信じている。逆に今を生き切っていなかったら明るい明日はない!
私が今を生き切るためにしなければならないことは、研修会で講演をしてくださった中山徹先生の著書を読み倒し、行政に適切な指示、提言を出すことです。研修を受けて2週間、やっとたどり着いた私の結論。
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