保育園訪問記 バトントワリング

 運動会の季節です。

 粕屋町の就学前の施設、届け出保育園も含めてできる限り見学したいと思っています。まずは案内のあったところから。

 

 9月16日にドームのメインアリーナで青葉はるまち保育園の運動会がありました。

 

年長ひまわり組のバトントワリング。22名の息の合った素晴らしい演技にアンコール。

 

 町長の隣の特等席で見せていただきました。一生懸命練習を重ねての演技披露。皆さんの表情に年長者としての自負、誇りを感じとれました。

 

 午後からの行事参加のため町長は途中で退場されたので、理事長のお話を少しだけ聞くことができました。かねてよりお尋ねしたいことがあったのです。6年前、保育園建設時の地元説明会での理事長の言葉が印象に残っていました。

 

 「食事は自分で好きなだけよそおいます。自主性をはぐくむ一環で、自分の適量を把握する保育を大事にしています」という保育指針でした。そんなことが幼い子にできるだろうかと心に残っていたので、思い切ってお話しました。「できますよ。ぜひ見学に来てください」というお応え。園の指針の大元のハンガリーのコダーイの教育にまで話が及びました。

 

 実は以前私が所属してた会の創設者の親族が日本に取り入れられた児童教育だったので少し聞きかじっていました。わらべ歌の研究もしているところで、話が弾みました。

 

 担当制保育(012歳)はこれから日本の主流になる、青葉園(那珂川町を中心に4施設)はこれをずーっと前から実践してきました、とも。

 

 粕屋町には特色ある保育を実践している保育園がいくつもあるようです。それぞれを一つひとつ丁寧にお聞きし、3ヶ所の公立とともに粕屋地域の保育のレベルを高めていただける環境を作りたいと考えています。

 

 

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コメント: 3
  • #1

    ゆうじ (火曜日, 19 9月 2017 11:43)

    現場(最前線)を視る・知ることの重要性! そして、私たちにも伝わる情報伝達。 お疲れさまでした。 ありがとうございます。

     昭和19年4月、通常は必ず行う試射(試弾)せずに味方を殺しそうになる日本軍の砲兵部隊。 そして、その状況を確認しようとせず更なる危険な砲撃。 前線の部隊は大慌てで通報・通告、どなりつける!
     前線の連隊本部を一度も視察に来ない師団本部(後方)の参謀や司令官。 大東亜共栄圏全体の戦況を考えて指揮してきたという上層部(生き残り)の後講釈。
     異なる立場の人が書いた著書を読みあさって見えてきた指導者たちの愚かさでした。

     この町は今、良い方向へ動き出したのではないかと思い始めています・・・。 勇気と良識ある指導者の皆様に期待します。 さあ、明日は決戦の日!!! 今宵は、充分な休息をお願いします。

  • #2

    MN (水曜日, 20 9月 2017 05:48)

    いつも興味深く拝読させて頂いてます。
    今の粕屋町にある要支援児の方への取り組みが、一年や二年で培われたものではない事を今回の件で知りました。
    誰でも保育が受けれる環境は、これからますます必要になると思います。
    高齢出産が増えリスクが高まるなか、そんな環境が守られているのは、とても心強いと思うのです。
    今まで町立保育園が担ってきた役割やノウハウは粕屋町の財産です。
    どうか、未来の子供達の為になる判断を宜しくお願いします。

  • #3

    支え (金曜日, 22 9月 2017 00:38)

    バトントワリングも、また素敵ですね!
    私立保育園は和太鼓はされないんですか?
    粕屋町民音頭が廃っていくのはもったいないです。
    私自身幼い頃は私立幼稚園に通っておりました。平和台で県内の私立幼稚園がたくさん集まり、マーチングの音楽発表会があったような、、、古い記憶が残っています。
    粕屋町は、公立保育園、私立保育園、公立幼稚園、私立幼稚園の年中、年長の交流の機会がもっと必要です。
    運動会の旗取りのように、みんなで集うことがあってもいいのでは?顔なじみが1人でも多くいることは、小学一年生の安心感に繋がります。

    春秋にはかよいちょう公園や粕屋ドームで遊んだり、サンレイクのさくらホールでみんなで観劇したり、お正月には餅つきをしたり、地域活性化につながることを考え行動する町に住んでいたいと思います。
    そういったこと(公立も私立も一緒に動きまとめること)は行政しか出来ないことだと思うのです。
    繋いでいく努力に対して、
    わたしは知恵やアイデア、リアルな現状を知らせること、協力は惜しみなく致します。