決算特別委員長としての仕事

 今日から平成28年度の決算審議が特別委員会で開かれる。日程は7~13日。間に考案日としての土、日があるから実質は5日間。

 

 今回私はその委員長になる。初めての経験だ。決算認定とは何か、どのような審議をすれば町民の皆さんの負託に応えられるだろう。

 

 議員必携から決算の認定とは(決算案は可決ではなくて認定)を引用する

 「予算が議決した趣旨と目的に従って適正に、そして効率的に執行されたかどうか。それ 

 によってどのように行政効果が発揮できたか。それから見て、今後の行財政運営において 

 どのような改善工夫がなされるべきかであるかということである」

 

 私見からすると当初予算の数字は2次補正、3次補正と少しづつ変わるものもあるので、数字に限定されず、その根底にある施策の考え方が決算の数字にどう反映されたのかを見ることであると思う。これが意外に難しい。

 

 なぜなら担当者自身が自分たちの責任でもって数字を決定しているかどうかが不明だからだ。職員の異動が最近特に多い。その職員がどこまで責任をもって説明できるか、それを見分けられるか。

 

 予算編成の時に、前年度の踏襲ではない、いったんゼロ状態にしてその中から①必要最低限のもの②粕屋町が従来から大切にして引き継がれてきたもの③町長の施政方針にあるもの③各課の工夫検討しされた数字であれば説明はわかりやすいものとなっているはず。

 

 

 因町長が提示した初年度の予算執行。常日頃から上記のことを議員時代から提言しておられたので、私もここを注視したい。

 

 今日は5課。各課の持ち時間は30~90分。限られた時間の中でどのくらい可能か、

とにかく精一杯頑張ってみよう!