強い思い

 普段は厚生常任委員長、建替え・民営化に関する特別委員会の委員長という立場で動かなければならないことが多く、持論を前面に出すのを控えている。多くの方の意見を聞き、それを調整しながら進めなければならないからと、自分を押さえている場合が多い。

 

 ところが今日の一般質問ではただの一議員である。私に与えられた60分を思いっきり使おうと思って挑んだ。また月曜日から12人の議員の一般質問を聞いて、様々なことが明白になり「なんで?」という気持ちに強く駆られてしまった。

 

 因町長はこの12年間、一緒に議員としてやってきた仲間だ。特に町長戦に出られた時には一生懸命応援した彼に、なぜだか今日はどうしても反発したくなってしまった。

 

 政策議論を交わすつもりがそうはならなかったようである。結果として今日のことがどう響くか。

 

 今回の一般質問に当たってもいろいろ調査した。調べれば調べるほど、粕屋町の町立保育所をこのまま3か所残すのがベストだと強く思う、議員としての自分の感覚を今は信じ、大事にしたい。

 

 子育て支援を強化することが待機児童対策であり、先人の努力があったからこそ今の粕屋町がある。粕屋町が長年培ってきた福祉政策をここで壊したくない。私はこの町を守り強化するためにいるのだと強く思う。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    ゆうじ (水曜日, 06 9月 2017 22:13)

    辛口発言・・・。 相手を打ち負かすには戦術として問題を感じた60分でした。 なぜ三段論法・相手の落ち度を引き出す質問・相手に納得させる質問と論法、を使わないのかと・・・少々イライラしたというのが正直なところでした。 これを読んで納得できました。 今、仕切り直しが実現し議論が始まったのです。 あとは、議員さんに頼るだけでなく・・・、町民それぞれが更なる進化を遂げる時期が粕屋町に到来したのだと感じました。 まだまだ、俺たちは田舎者のようです。 ジモティーから若い世代の方々へのお願いです。 粕屋町を変えて未来を作ってください! よろしくおねがいします。 私も手伝います。

  • #2

    愛しい (木曜日, 07 9月 2017 23:38)

    町立の幼稚園・保育園がそれぞれの小学校区にあり(残念ながら既に大川は民営化されてしまいましたが…)、それによって障がいのある子も一緒に育っているインクルーシブ教育がかなり前から実践されてきた現実と、その良さを見つめ直して欲しいですね。
    保育園2園の民営化だけの問題ではなく、粕屋町の幼児教育をどう考えるのか…。
    保護者を中心とした町民が、3度も民営化に反対している。それほど町立の保育園に対する評価が良いと言うことですよね。誇りにして良いのではないかと思います。

    町立を維持しながら建て直すには、確かに多くの税金を使わせてもらわなければなりません。
    町報「かすや」9月号4ページに「指定緊急避難場所」の一覧があります。現在の町立保育園はリストの中に入っていますが、民営の保育園は入っていません。2園が民営化されたら、避難場所も減るのでしょうか。
    それならば、有事の時に子育て世代が避難できる場所としても使えるような、保育と避難場所の2つの目的を持つ、そんな保育園を町で守っていってほしいと願っています。