昨日の28日に議会運営委員会が開かれ、9月定例議会の議事日程について話し合った。
その時に先週の23日に議長に提出された「粕屋町保育所新設及び町立保育所存続を求める請願」の全容に初めて触れた。
町立保育所に関する請願としては3度目である。
内容は薄々聞いていたし、また私にも紹介議員にという打診もあったが、審査する委員会の委員長ということもあってお断りしていた。6名の議員が紹介議員として名を連ねている。聞くところによると、すべての議員のところへ何度か電話をされ、足を運び依頼されたようである。
現段階で8,656筆の署名が集まっていた。
この猛暑の中、しかも仕事、幼い子供の育児をしながら、なかに障害を抱えた子どもさんの家庭もあるようで、その方たちが地域の家を一軒一軒訪ねて説明をし、賛同を得て集まったものだと思うと、その熱い思いにどうしても応えたくなる。
しかし、しかしである。この請願を可決するということはかなりの税金投与が必要ということで議会としてもそう簡単にはいかないのである。
そう思いながら内容を読んでいくと、「ウーーーン、これは、ウーーン」と次なる言葉が出なかった。
「第5次総合計画」をもとに、今後の粕屋町のあり様を提言したまちづくり提言書となっている。中央・仲原保育所の保護者の皆さんの力作である。保護者説明会での話から推測すると、他地域から粕屋町が住みやすいと選んで住まわれた方も多いように思われた。
これは町が、特に因町長がいつも意見を聞きたいと願っている、若い、新住民の「まちづくり提言書」ではないか?!
議会・行政で、ともにじっくり取り組みたい内容となっていて、議員としてはやりがいのある仕事が舞い込んできたと、嬉しく感じている。
今、29日の朝6時。部屋を通り抜ける風もさわやかになったように思う。
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ゆうじ (火曜日, 29 8月 2017 16:16)
ハナコさん、ひろさん、今年は特に猛暑だったのに…よくぞ! 8,656筆もの署名をお集めになられました!! 本当に頭が下がるご活躍です。 さて、約束の『質問に対する回答』は、窓口での即答を避けられましたので5開庁日以内に書面で頂くことになりました。 本日のエピソードを1つだけ・・・、私の質問書には1字も民営化について書かれていない(わざと、そうした)のですが、窓口の人は27ページに手を当て申し訳なさそうに「この件ですよねぇ~、後日お返事でよろしいですかぁ~。」でした。 「いえいえ、私の質問書の中身は26ページの部分ですよ。 ほら、この2項目だけです。 子供たちの将来と町民のために確実に有効な手段であるなら『民営化』も検討すべきかと思いますよ。」と、私がフォロー。 窓口の職員さんが少し可哀そうに思えた時間でした。
この場を借りて、もう一つだけ・・・。中野さん、初めて訪問しました。かわいいですね!子ヤギが2匹に親ヤギが1匹。土の匂いもニワトリの鳴き声も最高でした!ご不在でお会いできなかったのが残念です。ご多忙と存じますが報告書2種ご覧ください。失礼します。
ひろ (火曜日, 29 8月 2017 23:59)
この請願書と署名に関しては、本当に多くの保護者、地域の方の想いが込められています。未来の子ども達にとって、粕屋町の将来にとって保育所はどうあるべきか?多くの保護者が真剣に考えこの請願書を提出しています。
ぜひ町に伝わって欲しい。そう願うばかりです。
ゆうじさん
早速の行動ありがとうございました。
また何か分かりましたらご教授願います。
役場でも担当者レベルは色々困惑しているみたいですね。皆さん粕屋町のために一生懸命仕事をしているはずなのに、なぜ現場担当者が困る事になるのでしょうか?
この原因がはっきり分かったら、粕屋町はもっと良くなるのでは?と思わずにはいられません。