投票率の低下

 選挙が終わって多くの町民の皆さんが思われるのは投票率の低さのようです。

 当選証書授与式出た時の議員控室の雰囲気は無事当選したことの安ど感より、投票率が低

かったのは議会の怠慢が原因と言われたのか、選挙管理委員会に対しての批判的な言動でピリピリしていました。

 過去のデータによる投票率は

     2001年4月 60.33%
     2005年4月 56.72%
     2009年4月 50.36%
     2013年4月 44.88%
     2017年4月 39.34%

 投票者数は
       投票者数 有権者数
 2001年 16008人 26535人
 2005年   16430人 28969人
 2009年 15742人 31261人
 2013年 14697人 32748人
 2017年 13849人 35201人

 

 以上の数字の経過を見られて皆さんはどう思われますか?

 

 私は高齢者の病気や死亡による有権者の減少も大きいと分析しています。2つの政党の獲得数も今回減少していました。4年ごとの投票率の経過はおよそ5%ずつ減っていますが、死亡による減少も年間255人として1000人前後です。死亡による人口減少と投票者数の減少は相関関係にあるとみています。

 

 若者の投票率は低いまま来ているので、戦中戦後の頑張って生きてこられた世代の、投票意識の高い方の減少が結果として投票率を下げているのではないかと考えます。今回から18歳以上の町民が有権者の仲間入りをしていますが、役場の成人式の取り組みも従来のままでしたし、彼らも自分の事として考えるまで至っていないのでしょうか。議会の責任は確かに重いです。政治が身近なものであるということをもっと訴えたいですね。