3月11日、粕屋町では二つの中学校の卒業式がありました。私は東中に来賓として出席しました。187名の卒業生の皆さんおめでとうございます。
送辞の一節、「悩んだときはもう一人の自分と向き合ってください」という言葉を聞いた時、昨年までの校長だった村上先生を思い出しました。先生が常日頃からことあるごとに生徒たちに説いておられました。
教師の言葉がこのような形で心に残り、自分の言葉として花開く、それが教育なのですね。どこかの偉い有名な方の言葉の引用よりずーっと残るでしょう、楽しい思い出とともに。
困難に立ち向かったときにその言葉、思い出を支えに立ち止まり、思い直して子どもたちは荒波を乗り越えていくに違いありません。村上先生ありがとうございました。
最近、ことばの与える影響の大きさを特に意識しています。私が政治家で、いろんなことを思う時期だからということもあるのでしょうか。
ことばの持つ力を信じ、希望の言葉をいつも心に灯したい、自分自身のためにも周りの人のためにも。
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