メディア接触時間、世界一

こども館で「子どもの育ちに大切なもの~ネットに奪われる子どもたち~」という講演会が開かれました。主催はかすやこども館ですが、提案者は私も所属している子育て応援団の「交流・企画運営」チームです。

 

講師はNPO法人「子どもとメディア」の南里門子(ゆきこ)氏です。

 

志免町在住で粕屋町には県の教育委員会を通して小中学校で子どもや保護者に向けに何度も講演されている方なので粕屋町のことはよくご存じで、こちらの意向を中心にお話ししてくださいました。

 

準備としては昨年から案内し、広報1月号に掲載もしたのですが、私たちが最も聞いてほしいと願った乳幼児を持ち保護者の反応がつかめず、親子サロンなどのボランティアにも声をかけ、27名の参加者となりました。

 

託児を10名つけたのでたくさんの応募があるかなと予測していたのですが、4名でした。それでも30代の参加者が7名あったことはよかったと思います。

 

27名中26人の方がアンケート用紙に応えてくださり、関心が高いことが分かりました。私が今回の内容で最もショックだったのは、電子メディアの接触が日本は世界一という結果が出ているということでした。電子メディアとは、テレビ、ビデオ、ゲーム、携帯、パソコン、スマホ、タブレットPCなど動く画像が出るものということだそうです。

 

びっくりすることの多かったお話でしたが、今後にどのようにつなげるか、終わった後講師を囲んで参加者、こども館館長とも話し合いました。粕屋町の子育て世代にその弊害を訴えていくにはどうしたらよいか、難しいですね。