昨日の23日、給食センター建設特別委員会が開かれ参考人招致が決まりました。特別委員会が参考人を呼んで事の真偽を確かめ調査するのです。
ここまでの道のりは長かったです。昨年の11月に執行部が交代して明らかになったのですが、旧執行部が廃棄物の処理に関して業者から8000万円の経費が掛かっているという報告を受け、翌年(28年度)の予算に計上する予定だったとのことでした。それまで「地中の廃棄物処理の経費」に関しては何の報告も議会にはなされていなかったために新執行部が緊急事項として報告、議会でも今後の対応も考慮し、給食センター建設特別委員会を設置しました。
にもかかわらず、昨年からの委員会では、真相解明に近づいたかなと思ってもすぐに議論の方向がぶれ、焦点が絞れず、だらだらと長引いてきたような気がしています。
議事進行がうまくいかないのか、議員の問題意識が低いのか、やる気が問題なのか、経験不足なのか、それぞれの立場にこだわり過ぎなのかとにかくのらりくらりに見えました。
一般質問では各自いいところまで攻めることができるのにとても残念な気がしていました。「特別委員会設置」そのものが粕屋町の議会史上まだ発展途上という気がしています。
昨年設置した(仮)こども館建設特別委員会の委員長職を経験してつくづくそう思いました。このこども館特別委員会設置そのものにも反対意見が強く、建設自体にも異を唱える議員が多かったので審議の進行には苦慮しましたが、今年3月に提出された「かすや子ども館設置条例」の議案には審議が深まったことが功を奏したのか全員賛成で可決となりました。
頑張ってよかったなと思いました。議員冥利につきるというのはこういうことでしょうか。委員会審議を深め、一歩でも町民の皆さんの負託に沿いたい、つくづくそう思いました。
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