多数決

たくさんの草花が咲いている我が家の庭。

 

3月議会が終わりホッとしていますが、複雑な気持ちもあり、あまりすっきりしていません。予算案修正の議案が二つ出ました。可決した票数はともに8対7.ギリギリなのです。表決の結果で町政は動くのですからこの1票の差は大きいですね。

 

一つは27年度補正予算案に対する修正で学校給食センター建設地から出た廃棄物の処理費5,755万円を削除するというものでした。特別委員会で審議中ということもあり、もう少し調査をして詳細な事実を明らかにして対応すべきと、今回減額してほかの補正予算は執行するという修正案でした。私は賛成しました。

 

 もう一つは平成28年度の予算に文化祭のミュージカル費用の増額を予備費から求める修正案。これは唐突でしかも審議不十分。結果は否決で執行部の提案通りになりました。否決は当然と思われましたが、なぜこのような事態になったのか、提案議員にはもう少し入念な調査・準備をと思います。職員が半年かけた予算編成を修正するということにもう少し慎重であってほしかった。文化祭実行委員会の意向を踏まえた提案をしてほしいと反対討論をしました。

 

 昨年の文化祭にバラの鉢植えを出品しました。前祭と本祭の間が一週間あり、鉢に水をかけるために何度もサンレイクに通いました。今一つの盛り上がりに欠ける文化祭でした。今年はいろんな意味で町全体が活気づく祭りにしたいものですね。そうしてこそ今回の賛成・反対討論が活きてきます。