「性」、「姓」に関する記事と万年筆

 1月5日の新聞は昨日から始まった2016年の新しい動きを伝えていました。その中で二つの記事が目に留まりました。

 

 一つは北九大市立大学が性同一性障害(GID)の学生の要望を受け、「心の性」に沿った通称名使用を認める制度を始めたというもの。市立大はGDIの診断書を求め各学科教科教員でつくる「学生サポート委員会」で協議。15年4月に制度化した。

 サポート委員長は「学籍簿の名前を変更しても大学側に不都合が起きないことがわかり、通称名への異論はなかった」と話す。

 

 二つ目は社説を読み解くと題して「夫婦の姓」について昨年の最高裁の結論に照らし合わせて5つの新聞の昨年の社説の見出しを載せ、各社のスタンスについて記事にしていた。

 国際社会は別姓を認めている。同姓を強いる法律の規定は今や外国ではほとんど見られず、同姓を認めつつ、別姓や結合姓を選択できる国が多いとのことだ。見出しにあるように「個人の人格」をどう尊重するか、でしょうね。

 

  ともにフェミニストの視点での記事です。昨年粕屋町で男女共同参画推進条例ができました。今年はその条例をもとに男女共同参画基本計画を推進する年。意識が変わるといいけどなー

 

 自分を磨くために新聞を精読し、自分の中に取り込んだ内容を心の中で反芻しながら、町会議員の仕事に役立てられたらと願っています。じっくり読む機会が減りつつあるので特に気をつけたい。

 元旦に手帳のリフィルを買うのと合わせて東急ハンズで万年筆を新調しました。細字で柔らかく、非常に書きやすいパイロットの製品です。海外でも人気だという定員さんのことばで即決。ミーハー?! いいのです、書くことに親しむために、です。