どんぶり勘定

PFI方式による公共施設建設は議会側から見ると「どんぶり勘定」に見えます。昨年予算審議の折に債務負担行為による15年間の支出総額は68億3,400万円でした。その範囲であれば、入札に応募でき、今回はこの金額より8,000万円安い業者が落札しました。

債務負担行為の額については、この1年間、資料提示のもと一生懸命金額の根拠は?、高いのではと審議してきましたが、結局はコンサルタントの金額どおりでした。町が実際に行った場合の見積もりを出すように再三要請しましたが、出てこず、コンサルタントの手持ちの中での金額に終始しました。

多分見積もりできないのと、コンサルタントに任せてPFIでやるつもりだったので町は

出さなかったのだと思いますし、議会も、予算修正案賛成は4人だけでしたので、その要望は通りませんでした。力不足です。昨年の3月のことです。


そして今回PFI方式で建替えるということになりましたが、契約金額はまさにどんぶり勘定です。見積もり通りにするのではなく、全体の金額内であれば、要求水準書を遵守していれば、どのようなお金の使い方をしてもオーケーというのだそうで、それがPFI方式というのだそうです?!


私の常識では、どんぶり勘定は恐ろしい、です。


さあ、そのつけは・・・・・・・?


実際の支払いは2年後、これも町長他担当者には好都合ですね。すぐに締め付けなくてもいいのですから。


27年度の予算審議にすぐに影は落とさないけれど、今後15年間毎年4億円を超えるPFI落札グループへの支払、どこから持ってくるのでしょうね。。最も弱い、社会的弱者の予算が削られないよう準備を急がなくちゃ。