昨日から資料を整理がてら見直しているのですが、教育委員会の基本方針が見えないことに気がつきました。あるのかどうかも分かりません。
平成18年の行財政改革大綱で民営化をする施設と決まり民間に委託をするための公募をしたそうですが、だれも手を上げなかったそうで、給食センターの民営化は棚上げ、そしてここが大事なのですが粕屋町の教育委員会はこれ以後設備投資を一切しなくなりました。備品管理も設備維持運営のための予算もすべて削減、そして21年の、異物混入事故発生3回です。
不覚にも、異物混入を保護者から聞いて初めて給食センターの有様のひどさを知りそれ以後はご存じのとおりです。一般質問で質(ただ)し続けたところやっと給食検討委員会を作って答申が出され今回につながっているのですが、今回議案の上程にはこの間のことが抜けています。
「行財政改革で民営化の方針が出たからPFI方式で建て替えをやるという説明でした。
反省も何もなく、教育委員会としての教育行政の有様が、つまりきちんとした方針がない状態でその場しのぎで来ているから、現在のような状況になったと気がついた次第です。
それで現状をきちんと認識したうえで、安心安全の給食提供のために何が必要か、現状と今後の方向性を検討するために私なりの基本方針を作ることにしました。
何日かかるかわかりませんが、とりあえず一歩前に進まないとと思うので。
明日、行橋市の防災食育センターの視察に行ってきます。今はまだ給食が始まっていないので内部を見せていただきながらいろんなことを伺うのも可能かと電話をしましたら快くオッケーをくださいました。
平成26年4月操業開始、直営の給食センターです。7000食調理、アレルギー食100食。
防衛省から補助金をもらって建てた給食センターですが、規模が似ているのと福岡県で最も新しい施設なので、頭でいろいろ考えるより百聞は一見にしかず、とにかく行動をと考えました。
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