福岡県翼の会から伊藤たか子さんが「男女共同参画についてのアンケート」の結果をもとに因町長に面談して粕屋町の状況について聞き取り調査をされた。
私と木村議員は同行してお二人の話を聞きながら、粕屋町の参画度を高めるための具体的な手立てを提案できればということだった。
粕屋町は今年、男女共同参画行動計画を作るための予算を計上、すでに策定審議会も3回目を終えた。9年前の議員に当選したころは、一般質問には必ず女性の登用、審議会委員の兼任を最小限度にとどめ、より多くの人が委員になれるよう提案した。しかし、町の施策に反映することは難しく、一応は選挙時に公約などに項目として入れるけれど、どちらかといえば子どものことを中心に活動するようになった。
それが昨年より状況が変わり因町長が熱心に取り組んでくださることになり、条例も作りたいとおっしゃっている。実は因町長は福祉課長時代に、「男女共同参画社会推進に係女性支援を考える会」を立ち上げ提言書をまとめておられた。その時に私も審議会委員の一人になっていた。今から12年前の平成14年3月のことだった。