ワールドカフェ形式の「未来カフェ」③

 粕屋町経営政策課が総合計画策定のために「未来カフェ」というワールドカフェ形式の座談会を4回開いている。今日はその3回目。私は初めての参加だった。

 

 会が終わる15分ぐらい前に突然、各テーブルに紙が配られ「10年後の未来新聞を作ってください」と司会者の発言。

「えっ」。

みんなは慣れてるのか、すっーと書いてた。この写真の新聞は隣のグループの新聞。「町民みんなが顔見知り」という見出しがついていた。いい仕上がりだ。

 

 40名近くの参加者が思い思いに、5つのテーブルにつき、4時から6時まで15分ごとに場所を移動、話すメンバーが変われば当然内容も変わる、自分の引き出しをほかの人が開けてくれる快感も味あうことに。

 

 紙のテーブルクロスに参加者が思いついたままの発言を書いていいということで、総合計画にどうしても入れてほしい子どもの生活環境整備を走り書き。あとは人の話をもっぱら聞くのみ。各テーブルにコーヒー、紅茶、クッキーなど用意されていてマジックも6色用意されていた。

 

 町外から参加の若者から「駅が6つもある元気の良い粕屋町のパワーを分けてください」。玄海町との合併が成功している宗像市の人づくりを例に「粕屋町の今後の目標は?目指すまちづくりは?」と問われ、私は一瞬戸惑った。

 

 粕屋町の未来に向けての中心となるキーワードが浮かんでこないのだ。通り一遍の言葉はプライドが許さない。じゃー、何か浮かぶか、といえば否。

そうか、いつの間にか「今」のことしか頭に浮かばなくなったか、粕屋の未来は?粕屋の人づくりは・・・・・

 

 次4回目の10月20日は参加できないけれど、12月6日のシンポジウムには参加して今日の友と再び語り合いたい!