26日の議会最終日の本議会で、手数料値上げ案に反対討論しました。
執行部より税務関係、住民票及び印鑑登録並びに各種証明のなどの交付、閲覧手数料を200円から300円に改正する提案がありました。行財政委員会が妥当であるとの意見をもらった、手数料の改定としては次の基準を採用したと、根拠となる考え方を下記のように示しました。
原価 = 人件費(円/分)× 処理時間(分)+ 物件費(円/件)
受益者負担率=100%
(特定の者のために提供するサービスに係る経費であるため)
上記の計算ではそれぞれ300円を超えるものとなったという報告でした。
疑問① 人件費は何人分?そのうち非正規雇用の人数は?
② 自分の固定資産の閲覧をするだけなのになぜ手数料がいるのか
③ 近隣の自治体1市7町のうち3町はまだ200円
④ 平成22年より5ヶ年計画で電子自治体構築に6憶6500万円かけて事
務の効率化、コストダウンに向けて事業を進めているがその途中では?
⑤ 季節ごとの繁忙期には他の課から職員を充てるために部制を引いたのでは
以上の点から反対しました。9対5で可決でした。
賛成討論
①学童保育事業の保育料の値上げ案
学童保育の保育料を3年かけて段階的に値上げするものですが、最終的に3000円
になっても近隣自治体では最下位、町からの持ち出しが800万円あります。平成
22年以前は無料でしたのでそれから見ると高いように思えますが、安い分、保育
の質までは要求されていなくていろんな問題がありました。賛成はしますが、指
導員の方の雇用(現在は半年雇用)の在り方、研修制度の確立を要望しました。
②子ども館(仮)の補正500万円を含む補正予算案に対して
反対討論をされた議員がいましたので、賛成する根拠を述べて執行部の提案に賛
成を唱えました。
今議会で執行部は1000万円の設計料を500万円あげて1500万円に追加提案。内
容は建物の機能が増え、建築面積も少し広がっています。その追加した分
は、日頃私が主張している内容に沿ったものでしたのでそのことを強調しました
た。
今回明確に反対された方は1人でしたが、何人かは突然「子ども館」が浮上し、ほかに保育所や老朽化した公共施設の補修が先では、という意見の議員もいました。そうしたことが予測される中、私は因町長がこの提案をされたことに深く感謝しています。
平成18年の総合計画では子育て施設の必要性を明記されていたのに、現在まで現
状を強化するということに終わっていて施設を建てることまでには発展しませんでした。もうネットワークの強化などでは追いつかない状態に来ていることを因町長はよくわかっておいでのようです。子どもの状況を理解できる政治家が少ない中、よくぞ補正までして、内容充実を考えてくれたとその政治的センスに内心驚いています。
以上で簡単ですが9月議会の報告は終わりです。最近はいろんなことに手を広げすぎてなかなか思うようにいかず、有権者の皆さんへの報告をないがしろにしているのではと反省しています
今度こそ、しばらく休んでいるブロッコリー通信を発行したいと考えています。予定としては10月中に発行すること。A3用紙の印刷できる印刷機を買いました。印刷会社に頼らず、すべて手作りでと考えています。新たな挑戦、応援をよろしくお願いします。
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