長いこと「博多ゆり」と聞かされていた珍しいゆり。鉄砲百合に似ていますが、葉が細くとんがっていて、種で増えるのです。不思議と思っていた花が、庭に人知れず、というか気がつかずにいました。高すぎて目に留まらなかったのです。2メートル近くもありました。上の写真です。左のものは隣の用水路側のブロックの横に咲いていました。
清楚な姿をカメラで収めることができたので、記事にしようとインターネットで調べると博多ゆりでなかく、大正末期に台湾からの外来種で「タカサゴユリ」という名前でした。咲く時期がゆりの中では最も遅く、毎年お盆の今頃咲くのだそうです。雑草化していて空き地や駐車場などに咲くことが多いとか。
ところで「博多ゆり」というゆりは絶滅にひんしているとか。800年以上前に中国から伝わってきたゆりの花ということです。福岡市の植物園か筥崎宮に行けば見ることができるとのこと。ユリは日本原産が多いとか、初めて知りました。
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