NHK教育の団塊スタイルという番組で「老化防止は口と歯から」という内容の放送がありました。私はアルツハイマー症とシナプスの関係にずーっと興味を持っているのですが、内容の中でかみ合わせが悪いとアミロイドβが脳にたまりそれが脳神経細胞のシナプスを破壊するという岡山大学歯学部の研究発表が紹介されていました。
非常に重要な視点です。赤ちゃんの脳はシナプスが増加し脳と脳を結びつけることによって発達が促されます。高齢者はその逆でシナプスが破損することで細胞が孤立、認知症ではそれが極端に表面化すると考えています。したがってシナプスを正常に保てば認知症の予防もできるわけです。赤ちゃんの読み聞かせを広める活動と母の認知症がそんなことを私に教えてくれました。
番組の中の画像で、アミロイドβがシナプスを破壊している様子です。
ハツカネズミでの実験です。歯を削っ手の実験たそうです。ちょっとかわいそう。でもかみ合わせを回復すれば(どうやって?)正常に近づくそうです。
名前は忘れましたがこの方が岡山大学歯学部の先生です。粕屋町では今年の予算に健康増進の一環で新たに歯周疾患検診に取り組み歯周病予防に努めます。40歳、50歳、60歳の方対象に町内の歯科クリニックで健診するように呼びかけますので対象の方は是非受診してください。
母は日常の歯磨きが不十分なので月に1度歯科クリニックに通い、これ以上歯周病を悪化させないように、歯科衛生士の方が1時間近くかけて歯垢など取り除いてくださいます。ありがたいことです。
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