イスラボニータ

、母とテレビで皐月賞の競馬レースを見ました。

 競馬の番組を1時間じっくり見るのは初めてです。母が身を乗り出してみているのです。動きがあって、しかも迫力があり伝わるものがあるのでしょうね。ドラマのストーリーの展開はついていけずうたた寝をしていることが多いのに。

 

 目に見えるものに対して、今残されている自分の経験からの視点で見ていて、その反応がとても興味深いですね。その感想から母の隠されていた内面を垣間見ることもできたりということもあり、興味深いです

 

 実は「回想法」という治療法が認知症に効果があるという事例を読んだことがあります。何かを通して自分の過去の世界に入り、その中での生き生きとした自分にしばらく浸ることが、現在の「生」への自信につながるということのようで、母の表情を見ていると全くその通りと感じます。笑顔がいい。

 

 6月の日本ダービーもこのようにして観戦できたらいいな。イスラボニータを応援します。