本日午後2時より放映されたNHKのEテレで高校講座「社会と情報」という番組の内容に疑問を感じ、NHKに抗議の電話をしました。後半の内容がTポイントカードの推奨になっていて、ツタヤのクーポンもはっきり出るのです。びっくりしました。
ポイントカードを図書館の利用カードにした武雄市図書館の紹介がありました。図書館利用の個人情報は、ポイント利用カードの他の部分と切り離しているから保護できているという説明がありましたが、これは信用できません。Tポイントカードの目的は多くの加盟店の利便性を図ることにあるのに、また番組の前半でもその説明をしているのに、図書館の個人情報のデータの利用はしませんというのはあり得ない。
最後に登場した専門家は、情報化の弊害については、テクノストレスがたまらないようにというだけでした。情報が独り歩きし、その情報に振り回されている大人がたくさんいるのに、高校生に伝えたいことはたったそれだけ?
高校生に、情報化の影の部分もきちんと伝えて、情報を上手に使って賢い消費者になれるように示唆する番組になぜならなかったのか、会長人事の件もあるので、あえてきちんと意見を表明すべきと考えました。
NHKに電話をしてこちらの意見を伝えました。しかしそれだけでは制作者に届くかどうかはわかりませんでしたので文書で伝える方法を尋ねました。NHKのホームページを開くのは初めて、わかりにくい場所にありましたが、指示された場所にやっとたどり着き抗議のメールを送りました。高校生へ媚びているのではと思えるほど安易な制作態度がとても気になりました。
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