役場の総務課で情報公開の開示請求を申し込んでいたら、経営政策課の課長に会いました。人事異動の件を話したら、課では1名削減とのこと。
「えっ?」とわが耳を疑いました。異動が土地開発公社担当の職員だったので、今後のこともあり気になっていたのですが、経営政策課全体での1名減は本当に大問題です。予算決算、総合計画の進捗状況、行政評価の実務など、今後の施策の舵取りをする役場の要的存在と私は捉えているからです。電子情報の管理もこの課で、総務部関係の人材育成も兼ねていたような面もありました。昨年秋、管理職の職員の欠員が2名生じた結果の人事異動として理解はしていたつもりだったのですが。
今まで経営政策課が果たしてきた役割の重大さを考え直さないとないといけない、それとも因町長の政治姿勢はこの課の果たす役割をそんなに重く捉えていない?どのような形で今後進むのでしょう。
平成18年から進めている行財政改革や、もともと粕屋町は非正規雇用の職員が多かったのでそのつけが今表れてきています。
粕屋町役場正規職員・嘱託職員・臨時職員の雇用状況
正規 嘱託職員 臨時職員 合計
23年3月1日 210 54 183 447
25年3月1日 206 66 177 449
決算報告の資料では、23年以前にはこういう形でのデータがなかったのでこれ以上は分からないのですが、予算も増え、国からの委託業務も制度改正で日に日に複雑になってきている現在、人件費だけは減り続けているという現実、考える必要がありますね。政策立案能力のある職員が減ってきているのは大問題です。
コメントをお書きください