毎日新聞の10月1日の記事です。スクラップの仕方が雑でごめんなさい。
福岡県が9月30日に発表した2012年度の普通会計決算(速報)によると、「一般財源に占める地方債償還など交際費の割合を示す実質公債費比率では粕屋町が3年連続で地方債発行に県の許可が必要な18%を超えた」ということです。
58市町村の平均は9.7%なのでいかに粕屋町の割合が高いかお判りでしょう。
昨年度の公債費は15億9700万円でした。毎日新聞の発表によると「下水道事業や生涯学習センター建設による地方債発行が理由」とのことでした。
私の資料によると平成15年度から粕屋町は16億円を越したローンを払い続けています。そして24年度がピークでした。
公共投資のために10年近く町は高額なローンを払い続けているのですが、この状況が町民の生活にどう影響を及ぼしたのか、また今後の町政運営の方向性にマイナスになっていないかを10,11,12月で検証していきたいと考えています。
なぜなら給食センターのPFI方式による建て替えはその線上にあるからです。
一般の家庭でも住宅ローン返済は大変ですよね。最初にローンを設定するとき、つまり買い物するときの予想、分析は適切だったのか、いくら金額が高くても町民の福祉の向上であれば、町政の場合は許されると思うのですが、その視点の検証を急がねばと思っています。
給食センターのPFIによる建て替えは、民間の資金活用で、町がローンを組む必要がないやり方です。ところがうまいことばかりではなくて落とし穴、つまり、利率が高いのです。
民間との15年契約が前提の建設、15年後の町民の皆さんへ、禍根を残したくない!
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