中途半端な情報公開

 9年前にこの町を変えたい、新しい風をおこすと町会議員に立候補しました。そして8年間私なりに頑張って、それなりの成果はあったと。できないこともあったけれども、それなりの改善はできたはずという自負みたいなものが芽生えていました。

 が、木っ端微塵です。いかに独りよがりなものであったか。

 政策の決定過程を公開できるよう、情報公開を進めてきました。今、粕屋町議会は基本条例を作って全ての会議は公開が原則としています。傍聴も事前に申し込めばいつでもできます。会議録も会議録音声システムを使って、そのままパソコンを通して内容を記録でき、保存しています。本議会のインターネット配信もできるようになりました。

 

 ところが行政が非公開が原則という考えから一歩も動いていない。一般質問による2度の要綱、規則の改正はなんだったのか、突っ込んだ調査、追跡をしないと明らかにならないものなんですね。隠したいというのが本音でしょうか。

 

 町民の皆さんからの貴重な税金を使った事業、給料という意識が希薄すぎます。そうでなければ、今回の検討委員会の非開示という発想は出てこないでしょう。全く新しい建設・運営方式を決めるのにいかにも町民の意見を聞くふりをして、その実は・・・・

 気づくのが遅過ぎました。甘い自分が腹立たしくもあります。新しい風をおこすどころか、いつまでも古い、生ぬるい風に安住している本田?になってしまっていたのでは。

 

 本当に力不足、ごめんなさい。

 否、謝っている場合ではない、行動、行動、行動・・・・前進あるのみ!