敬老会の祝辞

 敬老会で来賓の挨拶をさせていただきました。

 長者原下区は議員が3人いるので催し毎に輪番とし、今日は私の番だったのです。

 人生のベテランの方たちにどんな話ができるんだろうとかなり迷いました。まずお祝いを述べ、健康寿命を延ばす環境作りをするのが私たち議員の仕事とお話していると町長がお見えになったのでスピーチを切り上げたのですが、皆さんが何を望んであるのか私にはピンと来なくて、スピーチとしてはどうだったかなと反省しています。その原因は長者原下区の皆さんとの距離感にあるのかなと感じています。

 

 23年前に転勤先から戻って移り住んだ今の住所の字名は隣の区名。その境に住んでいて、合併前の隣村の出身である私に、この長者原下区はなかなか馴染めないものがありました。地元代表と称しておられる議員の存在も大きかったと思います。しかし今は事情が違います。私が最古参の議員になってそんなことは言っておられない。粕屋町のためにはもちろんのこと、長者原下区にも必要な議員でなければならない。

 

 さてそんな私がこの区にできることはと言いますと、以下の3点の調査、そして具体的な企画提案です

 

・自主防災の組織づくり、在宅の高齢者、女性に特化したボランティア活動

             (例:消火栓の点検、見守り、ご近所の見守りなど)

・安全な避難所つくり(公民館の前の道路の冠水を防ぐ対策) 

・公民館の改築(敬老会のお祝い対象者は73歳以上など、手狭になっている)

 

 この区で、健康寿命を延ばしながら、皆さんとともに生かされることの喜びを分かち合えればと、そのための努力を今日からしようと心に誓いました。