上の写真は、一般質問通告書、粕屋町給食センター、古賀市給食センターです。
9月議会の一般質問の通告書を19日午前8時35分に提出。受け付け順ですので、9月9日9時半開始のトップバッターです。今回は60分間を給食センター建替え問題1本でさせていただく予定です。
早速午後、給食センターに調査に行きました。福岡市との境の多々良川沿いにひっそりと立っています。築30年、モルタルの汚れが気になりますね。毎回来るたびに思うのですが、周りに植栽がなくとても殺風景です。
建替えに際して、調理業務を是非直営でと思って職員にアレルギー食問題を糸口にいろいろ聞いたのですが、現時点での現場の職員補充がうまくいっていないようです。人の入れ替わりが激しく、調理師という専門職の確立ができていないようで、有能な調理師、経験者は民間に流れていくというのが現状、職員の確保が大変ということでした。もちろんアレルギー食提供も少なくとも2名の専従が必要ですが、今の職員体制では無理があるとのことでした。
納得がいかないことも多かったので、かねてからの思いで、アポイントを取って3日後の今日21日に古賀市の給食センターを訪ねました。
粕屋地域でセンター方式は古賀市と粕屋町だけ、食数の規模も近く参考にするにはちょうどいいケースでした。しかも古賀市は築15年、これはPFIとの契約期間と同じなので、その15年間の実績が今回のPFI方式の建設、維持運営費の積算に参考になるのではと思ったからでした。
まず職員の方の給食、食育への取り組みの姿勢に驚きました。常にインターネットで情報を集め、昨今の厳しい給食の衛生基準をどうクリアしていこうかと模索しておられる様子が言葉の端々から伝わってきました。ちなみに古賀市は21年度に直営から指定管理者へ委託。それまでの調理水準を落とさないために契約の際の仕様書に苦心された様子を聞くことができとても参考になりました。さらにセンターが老朽化する15年後のことを考えて、次なる場所の候補地探しなどをすでに検討中とか。
写真でもお判りでしょうが建物の雰囲気から違いました。建設の年月の差ではなく、その自治体の考えがこういうところに現れるのではと、そういう意味では粕屋町は残念ながら・・・・・・・
議員として8年、私はこと給食に関しては問題に気付くのが遅かったと悔やまれてなりません。今から何ができるのか、現状を踏まえてより良い事業促進のために質問の内容も再検討が必要と感じています。
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