祭りと防災

 長者原3区で夏祭り。粕屋町では先週より毎週土曜日、お盆の間に行政区主催の夏祭りが開催されます。それぞれの地域で趣向を凝らし多くの参加者を募っています。お世話をされる行政区の役員、組合長、子供会など、準備の段階から汗だくだく。盛大で楽しい夏祭りでした。

 私はぎっくり腰なのであまり無理はできず(24日の練習後、整骨院に行く羽目に)今日はコルセットをして参加。炭坑節の曲では自然に手足が動きますね。後ろを見ると同窓生の中区の区長さん。小さな子どもたちも見よう見まねで、つきがでたでーた・・・・

 

 祭りと防災は全然関係がないようですが、これが防災対策と深いかかわりがあることが最近注目を浴びています。視察をした福島の二本松市の職員さんが「避難所でのマニュアルが必要」とおっしゃっておられました。

 たくさんの住民が長期間一緒に生活をするのですから、混乱するのは必至。特に子ども、高齢者、ハンディキャップのある方などに対する配慮は必要で、普段からの訓練があればということでしょう。

 まずその場のルール作り、指揮命令系統の明確化。狭い居住空間、救援物資、トイレなどの対策に強いリーダーシップが必要です。普段からのコミュニケーションがスムーズなところほどうまくいくようです。

 

 共同体の絆つくり。それにうってつけの行事が「祭り」というわけです。祭りを盛り上げるには地域の組織力が必要、しかも楽しみながら自然に、というところがみそでしょう。粕屋町の夏祭りのが今後もずっーと続いて区民の絆の輪が広がりますように!