2023年
6月
26日
月
大池けいあい保育園で研修を受けた時に辻広明園長が教えてくださった、保育・教育における子ども憲章の中の一番重要と言って説明をしてくれたのが憲章の⑤でした。
憲章⑤
夢中で好きなことをする時間や失敗をする経験は、私を大きくしてくれる大切な時間です。つまらないことだと思わずに、興味をもって見守ってください。
これを裏面で次のように解説してあります。
解説5
子どもには「今を楽しく充実して生きる」ために全力を注ぐ時間が必要です。
それは、大人から見ると意味がなく無駄に思われる、つまらないことかもしれません。失敗を繰り返しても好きなことに夢中になる経験は、興味関心を持続させる原動力となり、生きる力につながっていきます。
夢中になって遊ぶ子どもを信じて、興味深く見守ってください。
解説引用先:子どもの権利条約第31条(休息・余暇・遊び)第21条(教育の目的)
このように解説がついているので、この憲章の条文を理解することによって、子どもの権利条約や、こども基本法のことがよくわかり、どのように活かしたらよいかも一目瞭然です。とても勉強になります。
辻園長は保育士として久留米市の職員になり、保育所・児童館などを経験し、その分野では全国的な場で事例発表されるなど活躍しておられました。
九州大谷短期大学出身で、そこの山田真理子先生の教え子。
山田先生を深く尊敬し、なんでも相談されるようで、先生の著書の「機微を見つめる」がこの保育園のバイブルだとおっしゃっておられました。
山田真理子氏は「こどもとメディア」の理事もされている有名な方で、今回の憲章作りの中心的存在です。私も2004年にこの本に出合い、ボランティア活動に活かしています。
2023年
6月
18日
日
6月17日に中央保育所の運動会が粕屋中央小学校の体育館で催されました。3・4・5歳児さんのかけっこ、表現遊びを来賓として見せていただきました。
4・5歳児さんはリハーサルをこの体育館でされたとのことで、落ち着いて日頃の成果が出たようですが、3歳児さんはいきなり本番で、距離感がつかめなかったのでしょう、ちょっと緊張したり戸惑ったり、これも発達の過程と興味深く拝見させてもらいました。
子どもたちの運動着から伸びている足を見ると、3歳と4・5歳は大きく骨格・筋肉が違いました。体の発達と心の発達は連動しているので、その差が見れてとても参考になりました。
かけっこも表現遊びもその年齢らしくのびのび。最後に金メダルを授与されるのですが、かかっていた音楽がゆずの「栄光の架橋」。
ぐーっと熱いものがこみ上げてきて、6年前の民営化計画に保護者が署名運動で1か月ちょっとの間に9,000名分以上も集められ、覆(くつがえ)ったことを思い出し、胸が熱くなりました。
2023年
6月
15日
木
昨日6月定例議会の一般質問に、国の3つの法律を入れて質問をしたことを報告しました。
その3つとは
①は昨年できた法律で今年4月よりこども家庭庁が創設されましたが、中心となる計画、こども大綱はまだできていません。
粕屋町における今後の位置づけに対する私の問いに、箱田町長は国や県の計画ができてからと粕屋町も対応する答弁されました。
続けて、今までの施策にこどもの意見の反映などを今回初めて盛り込むのにどうするのか今からの準備が必要ではと問い、こども権利条例の作成を提案しましたが、そこまで踏み込んで考えておられないようです。
②、③とも今回質問するにあたって調べた結果、このような法律があり、それに関する通知が出て、各市町村レベルでも取り組まなければならないことを私自身が初めて知りました。
行政からの説明不足もありますが、私の情報収集不足、学びが足りないことも反省しました。そんなこんなでやっと不登校や、危険回避SOSの出し方などを学べ、それを一般質問という公の場で皆さんと共有できました。
今回はあくまでも粕屋町の現状について、広く周知できればという思いもあって「質す(ただす)」というところまで踏み込んでいません。共により良い方策・施策を考えたいというスタンスで一般質問に向き合いました。
今後の課題が明確になったので、これからが本番です。質問や提案、お叱りなどがありましたらこちら
↓
お問い合わせ本田よしえのかすや通信 (hondayoshie.c までお寄せください。
2023年
6月
14日
水
6月7日に行われた本田芳枝の一般質問の報告をします。
持ち時間60分(質問と答弁併せて)なのに、今回も質問項目を4つも入れてしまいました。国の法律に対する粕屋町の対応を尋ねるのが3問。どれをとっても一筋縄ではいかない問題なのに、3つも入れ込むとは。
ちっとも学び直せない性癖の再確認。前日は後悔の嵐、当日は頭が空中分解しそうで痛く重かったです。
その後も後悔の念でクヨクヨ、疲れのせいかブログも中休み、書けませんでした。
それやこれやで議会のインターネット中継の録画を見るのは嫌だったのですが、議会だよりの原稿を書かないといけないので、意を決して向き合いました。
ところが、ところがです。
意外や意外!
きちんというべきことは主張し、しかも穏やかに話すことができていました。
なんとか時間内に収まっています。
よかったら、粕屋町議会インターネット中継録画を見てください。
→粕屋町議会インターネット中継-録画中継再生 (jfit.co.jp)
2023年
6月
05日
月
粕屋町議会では4月からユーチューブ配信をしています。広報委員会の新しい試みで、委員長の杉野議員が推進役です。
まずは議員の自己紹介からということで、小池議長から順番に、本田は10番目にアップしました。
議長室で、議場で、応接室で、自宅でとそれぞれですが、私は5月5日のブログで紹介した通りガレージのつるバラ、ピエール・ド・ロンサールを背景に自撮りしました。
それをパソコンの中村晶子先生に見てもらいzoomで一緒に編集作業。
本田芳枝議員紹介 → (9) 議員紹介その10 本田議員 - YouTube
アクセス数が出ます。数字をあげたいのでアクセスをよろしくお願いします。また、合格だと思われる方は「いいね」ボタンを。
ちょっと図々しいかな?!
最初は動画の画面だけでしたが、しゃべっているのを見て聴くだけでは単調かなと、いろんな配信されたものを参考にして「説明文字」を入れました。
動画を作るのは結構面白かったです。副産物として私自身も自分のプロフィールに20年前の自分の「原点」を思い出し、議員力アップ! 力が湧きました。
ほかに、今は6月議会の紹介もアップされています。
6月議会日程、一般質問など → (9) 令和5年第2回 6月議会 始まりました‼ - YouTube
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2023年
6月
05日
月
5月25日のブログに書いている、6月議会の一般質問の原稿が思うようにはかどりません。
議場において私の質問内容と執行部の答弁がかみ合わなければ意味がないのですが、子ども基本法成立後の町の取り組みがどのくらい進んでいるのか見当がつかないので、一般質問が空中分解するのではと案じています。
この1問めのこども基本法においての粕屋町の取り組みの大きな焦点は、こども施策に こどもの意見を反映させることなんですが、今までこのような観点で町は子育て支援、教育施策を取り組んでいないので、そのノウハウがあるとは思えないのです。
今まで経験がないということを分かった上で取り組みをしなければならないという困難さを、町執行部がどのくらい把握しているのか、また、そのことを理解してもらうにはどうしたらよいか、そこに未だに留まっているので、質問内容を深めることができていないのです。
こどもは安心感がないと本音は出しません。親にさえ心を開かないことが多いのです。そんなこどもに「意見を言ってもいいよ。あなたの考えを聞かせてほしい、施策に反映させるから」というだけでは意見は出ないのです。
一人一人のこどもには「生きる権利」、「育つ権利」、「守られる権利」、「参加する権利」があり、それぞれの権利は私たち大人が保障します、と心から伝えないと自分の本音は出さないでしょう。
その権利を誰がどのようにして教えるのでしょうか。その道筋がたっていないのです。こども基本法は成立していても、です。
国や県からの指示待ちかもしれない、明確な答えをもらえないかもしれない、そんな思いがちらちらとしているのです。
2番目の不登校や、3番目のSOSの出し方を子ども自身が学ぶという問いはあくまでもこども基本法に対する理解を深めてもらうための例題としての質問としています。
何とか前向きな答えを引き出したい、とにかく頑張らなきゃと思います。