2020年
11月
30日
月
2020年
11月
29日
日
11月24日に「町立保育所の建て替えに関する特別委員会」がありました。私が委員長なので今日はその報告書を作成しているところです。
仲原保育所・中央保育所の町立による建替えは3年前の、利用者の皆さんの9000筆以上の署名活動があり、それにより議会も全面的に支援する形で特別委員会を作り、2年前には提言書まで出しました。
ところがその後の進行が思わしくなく、是非とも12月議会前に委員会に出席していただいて、町立保育所の建て替えに関して来年度の予算にどのように盛り込むご予定なのか、お話を伺いたいと町執行部に出席要請をかけていました。
そして会議が始まり、資料の報告後の箱田町長の発言は明確で、見事でした。「町立保育所を公立で整備することは私の公約でゆるぎない方針。公立保育所を確保しておくことに何ら変わりはない」。
政治家として真摯に町民に向き合い、誠実な答えを出してくださいました。町財政に対する負担が大きいので心配していましたが、その明確さに圧倒されました。
国は私立による建て替えを進めていて、町立の場合には福祉施設建設の起債に対する交付税措置はあっても、何ら具体的な援助はありません。そうした中での町長の発言は重みがあり、いぶし銀のような輝きさえ放っています。
「まずは中央保育所を建替えたい、工程表に沿って予算の中に組み込む」ということでした。
経営政策課の課長を経験されているので、町の財政運営には自信がおありだと思います。その町長を信頼して、「誰一人取り残さない安心安全の町、粕屋」の構築に私も尽力したいと心から思いました。
2020年
11月
24日
火
花言葉は「家族愛」というのだそうです。母の好きな花です。我が家にも植えてくれたものを夫が株分けして、今3ヶ所に咲いています。
そのうちの1つ、昨年株分けしたものが食堂から見えるところにあって、今何時でもこのブルーを楽しむことができます。この色は癒しの色ではないかと思うくらいやさしい色。
母は「最良のもの」を与えてくれたとこの花ひとつとっても思います。その母の愛にどう応えたら良いのか。いつもやさしいばかりではなかったので、私の中での葛藤もありました。
その母は、女は大学に行く必要はないと進学を反対した父に、必死で説得をしてくれたと後で知りました。
72歳の娘が94歳の母を思う、いつまでも母は母、娘は娘。不思議な気がします。
2020年
11月
23日
月
書道家の友がくれた言葉のプレゼント。
この言葉を心に刻み頑張ってきましたが、なかなか最良のものを差し出すことは難しい。
躊躇することの多い日々。
でも心の隅にあるだけでも違います。日々学び、できる精一杯のことをしようと思います。
2020年
11月
21日
土
今週私は72歳になりました。72年間を振り返ったなかで今が一番楽しく生きているような気がしています。
議員という仕事をしているおかげで、社会の中で自分の居場所があり、働けば働くほど喜んでくださる人がいます。
家庭においては子育て、親の介護、妻の仕事から段々フリーになりつつあります。それとともに昨年デンマークに行ったときの経験が生きています。
デンマークの女性は家族のしがらみから解放されていて自分の仕事、好きなことに専念できる環境にありました。子育て、介護、自己の研鑽の機会をすべて国が保障しているからです。
そのための課税率は高いのですが、政治の透明度も世界一で、国民は納得し、信頼して納税をしています。そんな中で女性は社会の一員として自分らしく生きることに専念できているように見受けられました。
そんな制度のある国を知ることができたのは幸いでした。戦後日本はアメリカの豊かさを見習おうと頑張ってきましたが、今のアメリカの現実を見るとそれは間違いだったことがわかります。
日本は日本らしく、災害の多い、資源のない山国の中で1億人の人々がどうしたら幸せになれるのかを再度見直す必要があると思います。
と、そんなことを考えながら72歳を迎えましたが、そんな中で楽しく生きれるようになったこととは?
いきなりですが、まず先走って気を利かせることをやめるという決断をしました。自分の思いは控え、何が必要とされているのか、相手の思いは?と、まずそちらを優先すること。
気を利かすということは気働き、空気を読むことにも通じます。先走らないで相手の出方を待つ、相手が望んでいることを聞く、そうして初めて自分の気持ちを伝え、ともにできることをする。
自分の方が正しいと思うことの多い私にはこれがなかなか難しい。こうあるべきだと刷り込まれた自分に気づきその呪縛を解く、また相手への信頼がなければできません。
72年生きていてこれが絶対に正しいということはなかったような気がします。心底心配したことも多々、度々ありましたが結局は時が解決し、好転していく様を何度も経験しました。
事実を受け入れ、その後できることは最大限に努力する。
一歩引く、そうするだけでも以前より随分楽になったような気がします。余計な口出しもする必要がありません。余分な思いから解放されて、物事の本質を見極めるようになれそうな予感。
72歳の神様からのプレゼントかもしれません!
2020年
11月
15日
日
コロナ過の影響で広い会場で会議が開かれます。しかも換気をよくするために窓を開け放します。内容がよく聞き取れないことが多くなりそば耳を立てる機会が増えました。
もともと小さいころ中耳炎に何度もかかり、鼓膜が両耳ともないので聞こえが悪かったのですが、加齢とともにその状態に拍車がかかり、支障をきたすようになりました。
昨日の14日、ボランティア活動が終わって思い切って耳鼻科へ。検査を受けると、普通の話し声はちゃんと聞こえるのですが、低い部分と高い部分の聞こえが悪いということでした。
最近原町にできたリオネットセンターを紹介されたので、とりあえずそこで補聴器を借りるようになった次第です。
驚いたことに言語聴覚士の免許を持った方がきちんと説明してくださり、言葉の聞こえ(病院では音だけでした)の検査もしてくださり、パソコン操作で私に合わせた機能の補聴器となりました。
実際に買うとなるとちょっとお高い品物です。臨時議会が予定されている25日過ぎまで借りて、議場での聞こえ次第で考えようと思っています。
2020年
11月
14日
土
今年の8月から長者原駅ロータリーの花壇に「ヒルガオ」が繁茂しているのに悩まされ、幾度となく草取りをバラサークルで行いました。
きれいに引き抜いたなと思っても1週間後にはまた茎が広がって、バラの枝に巻き付き、一時はこの花壇全体を覆ってしまったこともありました。
せっかくのバラが勢いを砕かれ、元気をなくす様子に奮起し、みんなで徹底的に退治しようと地中深く掘り込みながらの作業でした。
見た目には草は生えていなかった状態で始めたのですが、地中を掘り起こしながら作業したら、ゴミ袋一杯の白い根が集まりました。
今後どうなるか、ちょっと楽しみです。粕屋町のバラ、「粕屋の里」がきれいになったねと微笑んでくれたような気がしました。
2020年
11月
09日
月
今年6月、コロナ禍自粛真っただ中、町議として何をなすべきかと考えた末に出した結論は、「まちづくり情報をより多くの人の手に」ということでした。
当選以来ブロッコリー通信として配布していたものを心機一転、名前をこのブログに連動させて「かすや通信」と改め、自分の手で配れる範囲、できたら毎月発行、としました。
発行枚数は2500部。ですが、実際私の手による配布(郵送も含む)は1500枚。残りは支援者の方、夫とともにです。
1号から3号まで発行、主な範囲は粕屋中央小学校区域。歩いての配布で、足の運動になるのですが、難問は食事の用意で中断すること。もう少し配布に集中できるように手際よく家事を片付けないと、長くなればなるほど集中力に欠け、天候も手伝ってしんどくなります。
3号は26日に届きましたので結局2週間かかりました。それでも直接ポストに投函、途中出逢った方とのちょっとした会話など、粕屋町の「今」を知る楽しみに励まされました。
新しい家が増えています。新住民の方は特にこの時期、どのようにして粕屋町の情報を知るのでしょう。手がかりはかすや広報と議会だより。そして、私の通信かな?!
少しでも皆さんのお役に立てばいいな。
2020年
11月
06日
金
図書館横、せせらぎ公園の607号線側に咲いているバラです。モナコ王国に嫁ぎ、王妃となって、自動車事故で亡くなり、波乱の人生を送ったグレース・ケリーという女優の名前に因んだバラです。
そのあまりの美しさに心が洗われるよう。かすや通信配布中に自転車を止めて、しばらく見とれていました。
2020年
11月
05日
木
11月2日に自治功労者推奨の儀式があり、本田よしえは粕屋町において第18番目の自治功労者に推奨されました。その条件は4つあるのですが、私の場合は町会議員を15年したことが当てはまるようです。同期の議員は5人いましたが、現在残っているのは私1人。ちょっと寂しい表彰式でした。
同日の毎日新聞の記事を紹介します。加藤英彦という歌人の、「うたの雫」というコーナーの文章です。明快で美しい文章だと思います。
言論の羽ばたく空へ
あってはならない論法が大手を振ってまかり通ろうとするとき、時代は暗鬱な表情を見せる。日本学術会議館員の任命拒否問題は、政治による学問の独立性への明白な侵犯として記録されてよい。
日本学術会議法によれば、会員は日本学術会議の推薦に基づき内閣総理大臣が任命するとされており、この任命は形式的行為に過ぎないとされていた。しかし今回6名の任命拒否については、内閣総理大臣は学術会議の推薦通り任命しなければならない義務はないと従来の見解を翻し、しかもそれは解釈変更ではないと強弁する。任命拒否の理由は人事に関わるとして一切秘匿したままだ。
もし詭弁(きべん)にも巧拙があるとするならば、この稚拙さは何だろう。任命拒否は政権の思惑に反対するものを排除しようとする姿勢が濃厚だが、そこに何の躊躇(ちゅうちょ)も葛藤も感じないとすれば政治の劣化は覆いがたい。不都合なものは隠蔽(いんぺい)し対抗言論は狩るべしとする思想の先にあるのは言論や思想の多様性の死である。いや、ことはそう簡単ではない。政権は弄(もてあそ)ぶ言葉の拙劣さを承知の上で、民衆はすぐに忘れやがてはこの海も凪(な)ぐのだとタカを括っていはしまいか。であれば、私たちはできるだけ国家から自由な空へと羽ばたき、狩られる声を発すべきだろう。
任命拒否撤回を求める声明や抗議行動が学会や法曹界だけでない広がりを見せている。日本ペンクラブは10月8日に、現代歌人教会や日本歌人クラブも26日に抗議声明を発表した。傍観し黙過することは、批判精神の死に加担するとでしかない。
昨日4日に国会中継を見ました。以前学校の先生が、国会中継は子どもたちに見せられないと言っておられたと何かで聞きましたが、まさにその通り。
首相の答弁が棒読み、同じことの繰り返し、人事に関することだから答弁できないの一点張り。危機的状況だと思いました。皆さんはどう感じておられますか?
話は変わりますが、アメリカの大統領選での住民の抗議行動はすごい。どちらの派もです。まさに戦い取るという感じ。民主主義にはこういう側面もあるのかと、いささかびっくり。主張すべき時は主張する。見習わなければ、私たちの国も危うい。
2020年
11月
02日
月
11月1日の日曜日。お天気快晴。夫と駕与丁公園にバラを見に来ました。
バラ園の東屋に近づくと弦を奏でる音が、♪♪♪・・・・
ウクレレの音色、若い女性の方が弾いておられました。
とても懐かしい音色。そうしたら翌日の新聞に「コロナ過でウクレレ人気」という見出しの記事がありました。
新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年、楽器の販売に変化が起きた。ウクレレやアコースティックギターの売上が大幅に伸びている。楽器店の話では、お家時間が増加して楽器演奏を始める人が増えたためだそうです。
ウクレレは楽器の中でもとっつきやすく、軽くて弦もナイロンで柔らかい。音量も大きくなく室内で演奏していも近所迷惑にならない。簡単な曲でならば初心者でも30分あれば弾けるようになるという。値段も1万円から、ということで人気がでている。
まさか駕与丁のバラ園でウクレレの音色を聞くとは?!若いカップル、
素敵な音色と風景。とてもラッキーでした。
2020年
11月
01日
日