2019年

9月

29日

ニューヨーク図書館エクスリブリス

 夫と二人で西鉄ホールであった「ニューヨーク図書館エクスリブリス」という映画を観てきました。一日だけの上映で、午前・午後・夜の3回で、会議があったので夜の部を鑑賞。

 

 夜の部でも100名以上の観客があり、終了後は熱気が漂っていました。3時間以上の上映時間で、司会も解説者もなく、いきなりその場面に遭遇してその場の一員になるような臨場感あふれる制作の仕方で、まずびっくり。図書館は人である、図書館は民主主義の柱であるという理念が伝わってくる内容でした。

 全国的にも評判の高い作品で、図書館のことがこれだけ注目されるのは、夫とともに「図書館フレンズ粕屋」の会員である身としては嬉しい限りです。

 いろんな説明をするより下記の内容が、ニューヨーク図書館・映画のことがよくわかると思うのでアップします。 → こちら 

 

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2019年

9月

26日

台風の爪痕

 粕屋町では台風15号の被害は大きな被害はなく、管理している公園の樹木が8本倒れたという報告がありました。一般の部では扇橋付近、扇開館の前のモチの木の枝が折れ、須恵川に落下したということです。役場では処理できないので須恵川の管理をしている県と協議してという報告に好奇心がむらむらと湧き、早速出向きました。

 

 二股に分かれていた一方の幹が風邪の強さで折れた、というより想像ではこの部分で風が舞ったのではないかと思われます。落ちた幹の枝はもぎ取られた形で枝の先っぽは折れて全部流されていました。自然の破壊力に圧倒されました。

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2019年

9月

25日

なのみの里 売上高 減少…閉店へ

 決算特別委員会において毎年報告のあった農産物直販施設「なのみの里」の販売実績がなかったので資料請求しました。

 

 実は毎年この報告を見て、粕屋町における農業振興について考える手立てとしていました。毎年報告していたものを今年になってやめるというのはそれなりの理由が必要だと思うのですが、視点の相違というところでしょうか。理由をきちんと述べてほしいと指摘しています。

 

 直販施設は町が補助金申請をして建物を立てましたので、貸付料を年間764,640円受け取っています。運営主体は、粕屋町農協なのみの里利用組合です。

 

 実績を見ると来場者数、売上高がかなり減少しています。生産者数に変わりはないので、消費者の動向が変わったのか、消費そのものが減ったのか、理由は様々何でしょうね。

 粕屋町の農業は農業者だけの問題ではなく、今検討している「粕屋町都市計画マスタープラン」の内容にも、土地利用という面で深く関わってきます。

 

 粕屋町にとっては環境的にも、地域活性化においても農業の果たす役割はとても大きいものがあると考えています。大都市近郊農業の生きる道を探りたいですね。

 

 地域振興課がそういう面で旗振り役になってほしいのですが、現実はかなり難しいようです。

 

 今日、議会で気になるうわさを聞いたので、帰宅後早速確かめに行ってきました。

 こういうことだったのかと唖然としました。また、なんだか腑に落ちない気分です。

 

 県からの補助金を受けるのに町が関わっているわけですから、期間(平成38年度まで)までは申請を受けた内容で事業展開しなければならないし、適正に運用されているかどうか、それを見守るのが町の仕事ではないでしょうか。そのための報告でもあったと思うのです。

 

 これだけが農業振興事業ではないし、この貸付業務も直接農業振興に関するものではないのですが、地域の農産物の納入先の一つが消えるのは本当に寂しい。

 

 

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2019年

9月

22日

非正規雇用職員の処遇

 9月議会に「粕屋町会計年度任用職員の給与及び費用弁償にかかる条例」という議案が出ています。

 

 対象は役場内における非正規雇用の職員305名の処遇の在り方です。非正規雇用は平成12年から人件費を抑える手立てとして増えてきました。

 

 平成12年の人口35,250人、人件費18億3400万円

 平成30年の人口47,200人、人件費17億9400万円

 

 職員の数は定数がありその範囲で推移しているので変わりません。平成30年3月では正規雇用の職員は221名です。人件費は上がらず、むしろ減っていますね。

 

 ところが人口は1万2千人ほど増えています。その多くなった業務を305名の非正規雇用の職員でカバーしていることになります。

 

 職員全体では非正規雇用の割合は56.75その方たちの報酬は人件費ではなくて物件費の中の賃金となりますのでその数字は表に現れず、統計にも出てきません。私はこの数字を資料請求しようと思いましたが、役場の対応は統計は出していないということでしたので自分で作るしかないようです。

 

 町財政的には人件費を抑えているので、評価をされていますが、粕屋町には優秀な非正規雇用職員が多くいて、そのスキルは粕屋町にはなくてはならぬ戦力となっています。

 

 課題は現状より何が良くなるのか、というところが不透明、不確実な点です。半年雇用は無くなり、全員1年雇用。給与体系ができ、少しずつ上がり退職金もでるということですが、なにせその会計年度だけの雇用。続けての雇用は明記されていないので保証はないのです。

 

 また会計年度任用制に移行を希望しない現行の臨時職員は別途、民間会社に転籍してもらい、そこから派遣されてくる形を執るようです。

 

 自治体非正規雇用職員の処遇をどうするか。国が勧めている制度ですので町は如何にそれを活用するか、今その瀬戸際。ですが、社会全体でも大きな問題になっていなくて町としてもその範囲の中で最善を尽くすというやり方をとるしかなく、議会もそのことにどう向き合うのか、向き合えるのか、というのが正直なところです。

 

 

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2019年

9月

20日

最良のもの

 今、私が心の支えにしている言葉です。

 

 毎年友が書いてくれる手作りのカレンダーの9月の言葉として掲げてあるのですが、とても心にマッチして毎日唱えています。

 

 議会では30年度の決算審査が終わりました。委員会審査では全員賛成です。

 

 一般質問に続き5日間の決算審査。1年の総決算を各課が報告します。全部で157の事務事業、それに人事案件他などを加えた内容を町民の立場に立って見直します。

 

 職員の知恵と汗がにじんだ成果表の報告ですから、審査する方も大変です。大体において職員はよく頑張っていますが質疑、指摘に対する回答にめげることもあります。が、それを来年の予算案につなげていくのが私たち議員の大事な仕事。

 

 折れずに頑張ろうと思う時に心の支えになるのが、上のマザーテレサの言葉です。今では日常生活のあらゆる場にこの言葉が浮かんできます。

 

 70歳、議員歴14年、もう大体この辺でと妥協したくなる時がありますがそれを戒める言葉。最良のものとは「惜しむな、あらゆる手を尽くせ」ということでしょうね。頑張ります。

 

 

 

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2019年

9月

15日

バラの秋剪定

 

 バラの秋剪定を昨日から始めました。

 

 本来は9月初旬なのですが、11月の文化祭に鉢植えのバラをバラサークルとして展示するので、その時に開花するように逆算して剪定をします。

 

 バラの開花は剪定後4~50日。計算上はそうでも、その年の気候変動によって開花速度は大きく変わります。

 

 想定はとても難しい。

 

 昨日から始めましたが、この夏の暑さにバラの鉢がどの位持ちこたえ、耐えているのかわかりません。弱っている鉢も多く、また私自身も忙しく、残念ながら思いの中心がバラにあったとは言えない状態です。

 

 不安を感じながらの剪定ですが、2000年も前から生き延びるているバラの花、の底力を信じて様子を見守り、ケアに力を入れましょう。

 

 

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2019年

9月

12日

一日の命

 原町駅のプラットホームで見つけた烏瓜の花が、我が家の庭にも咲いています。

 

 当初はその名前さえ知らず、フェイスブックで教えていただきました。鳥が運んでくれた「カラスウリ」の花。

 

 ツルバラの支えのために鉄線を夫が張っているのですが、それに伝わって道の真ん中に進出。いくつもの花を咲かせるのですが、なぜかすぐにしぼみます。

 

 調べてみたら、夜光虫(蛾)による受粉のために夜開き、朝方にはしぼむという1日咲の花でした。一夜だけで、次世代への命をつぐむ花。そのことを知ると一層この白さが際立ち、レースを裂いたような花弁の姿が怪しく、美しく迫まります。

 

 秋にはカラスウリがいくつなるのでしょう。株は1つで雄花、雌花とあり、雌花だけに実がなるとのこと。不思議な花です。

 

 その下を毎朝自転車で通り役場に行きます。11日で一般質問が終わりました。今日から決算特別委員会で、30年度の決算の審査が始まります。

 

 10日に行った私の一般質問では、温厚な町長の顔が少し気色ばみました。私も覚悟を決めた発言をしたのですから、言いっぱなしにしないで責任を持って見守ります。

 

 長年の調査の結果の結論で、いったん言葉にすると私自身は気が軽くなりました。詳しくは後日報告をします。

 

 

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2019年

9月

09日

学校公開日

 9月7日は粕屋町の学校公開日で小中学校6校のすべての学校が、保護者・地域に公開されました。

 

 以前から特別支援教育に興味がありましたので、私の地域の子どもが通う中央小学校、東中学校、そして今最も注目されてる西小学校に行くつもりでいました。ところが中央小学校での展開が面白く、結局8時45分から12時までの3時間近く中央小学校にいたことになります。

 

 町立図書館が開設された2000年頃から最近の5年くらい前まで中央小学校の特別支援学級で、最初は一人で、その後グループでお話し会をさせていただいていました。その縁で議員になる前は学校評議員を3期務めました。

 

 私の特別支援学級の印象はそのころのものが中心なのですが、今回久しぶりにじっくり児童の様子、また、お話を先生方から聞く機会を得て、特別支援学級全体が量・質ともに進化しているなと感じました。

 

 環境整備が整っていること、先生方の各子どもへの配慮が行き届いていること、全体に明るくやわらかな雰囲気で子どもたちが落ち着いて授業を受けていること、けれどもキャパ的には受け入れ態勢はギリギリであること、などを感じています。

 

 通級のクラスの先生からもお話を聞く機会があって、特別支援学級とは違った形の支援を受けている子どもの様子なども知ることができました。

 

 8月25日に「インクルーシブってなあに?」という研修会を企画しました。また福岡県の平成30年度の特別支援学級教育の資料では、粕屋町の特別支援学級の児童生徒の在籍数が、県内において飛び抜けて多いことなどを知り、今後の方向性を探りたいと思って、明日一般質問で教育長に問題提起を致します。

 

 

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2019年

9月

07日

会計年度任用職員制度 導入の条例案

 6日より9月議会が始まりました。議案の説明が執行部からあり、質疑をしました。

内容は議案46号「粕屋町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例」についてです。

 

 条例の趣旨は給与と費用弁償に関してですが、導入にあたっての環境整備の説明が一切なく、待遇と同じくらい制度導入にあたっての現在の雇用、そして先行きの懸念があるので次の3点の質問をしました。

  1. 対象の職員
    平成31年度3月時点での粕屋町の職員は以下の通りです。
    正規雇用 224名
    嘱託   103名
    臨時   182名
    合計   509名
    嘱託、臨時採用の職員全員が対象なのかという点について
  2. 移行措置はどうするのか
    会計年度は年度初めに雇用して年度の終わりには終了となるということですが
    雇用が1年と限定されるので、制度導入にあたっては全員を一旦雇用終了にして新たに採用することなのか、公募によらない再度任用なのか
  3. 雇い止めについての懸念
    再度任用の上限についての言及が見当たらず、どう解釈したらいいのか

 

 私の条例案への質問に対しては執行部は議案審査前、一般質問前ということで明確な答弁を避けましたが、役場当局、議会議員全員が論議を交わす中で、非正規雇用の実態、今後の在り方、その処遇についても粕屋町らしい配慮のあるやり方を編み出すよう願っています。

 

 この制度導入にあたっては参議院総務常任委員会で雇い止めを行うことや処遇を下げるようなことは改正法案の趣旨に合わないと付帯決議「不利益が生じることなく適正な勤務条件の確保を行わなければならない」という文言がついています。

 

 粕屋町では9月24日の総務常任委員会で審査、また、同僚議員が一般質問の項目に挙げていますのでそこでの質疑を待って30日の最終日に条例案の可否についての採決が行われます。


 職員の非正規雇用は教育、福祉の分野で多く見られ、本来正規職員が当たらなければならないところにも配属されていることも事実です。この制度導入にあたっては正規職員を増やす道が閉ざされることになる懸念がありますが、今では粕屋町の町政になくてはならぬ重要な人材が豊富に配置されており、まずその方たちの雇用を安定させるのが第一と思います。

 

 町政の最終責任者は町民です。多くの町民の皆さんが非正規雇用の実態を知り、この粕屋町にとってその処遇をどうしたら良いのか、その今後を考える機会になったらと考えます。

 

 

 

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2019年

9月

05日

9月議会の一般質問通告書

 9月議会での私の一般質問内容をお知らせします。今回は5番目で9月10日(火)のトップ、9時30分から始まりますので、可能な方は傍聴に来ていただけると励みになります。

 

 

質問事項       

質問の要旨

質問の相手

5万人のまちづくり構想について

町長に就任されて1年が経ちました。町長は市制施行をする、しないにかかわらず、人口の伸びが確実にあるので5万人のまちづくりを推進したいと述べられていますが、具体的な動きをいまだに掴めないでいます。来年の予算編成で具体化することを期待して次の件に町長のお考え、また、町民とどう協働してまちづくり構想を実現しようとされるのかを尋ねます。

(1)5万人のまちづくり構想

(2)計画、構想の段階で進捗状況などの公表は

(3)持続可能な開発目標(SDGs)の視点は

●粕屋町第5次総合計画

●粕屋町まち・ひと・しごと創生総合戦略

●男女共同参画計画

●都市計画マスタープラン

町長

障がい児保育・教育について

平成303月「第1期粕屋町障がい児福祉計画」が発表され、2年目を迎えています。現在の取り組みと進捗状況について、3月に引き続きお尋ねします。

(1)基本目標の具体的な施策「共に育つ場と学校教育の充実」において、保護者、町民の思いはどのように反映されているのか。

●小・中学校において、特別支援学級の児童生徒通常学級でいっしょに学習したり、学校行事や部活動などの場で交流したりするなど、共に学ぶ環境づくり

●障害者差別解消法に基づく合理的配慮の考え方を踏まえ、指導方法、指導内容、教材などを工夫しながら、一人ひとりの教育課題に的確に対応し、その可能性を最大限に発揮できるよう特別支援教育の充実

(2)人口増加に伴い増加が見込まれる特別に支援を要する子どもたちに対する施策の今後の展望について

教育長、町長

 

 

 

 

 

 

 

 

福祉センターを拠点とするふれあいバスの長所、短所について

町が計画しているすべての構想の実現に関連して「地域公共交通」の拡充は欠かせないと思います。現在まちのふれあいバスの拡充に関して壁になっている課題についてお尋ねします。長所に関しては委託費が安い、また福祉センターの倉庫が活用できるということでしょうか。短所については以下の課題があると思います。町長の見解は。

(1)便が少ない

(2)目的地まで遠回り

(3)利用者が望む目的地への路線拡充が困難

(4)事故への対応は

町長

 

 

 

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2019年

9月

04日

9月定例議会 会期日程のお知らせ

 2日に議会運営委員会が開かれ、会期日程が決定しました。ホームページにもアップしてありますがこのページでもお知らせします。9月6日~30日までの長丁場です。

 

 ポイントは平成30年度の決算審査が中心の定例議会であること、箱田町長就任後1年経っての定例議会ということでしょうか。

 

 私の一般質問は10日、火曜日のトップで、9時30分よりおよそ1時間させていただきます。就任後1年経った今、箱田町長の思いをどのように町の計画に織り込まれるのかを質します。

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