2019年
3月
30日
土
バラの鉢替えがやっと完了しました。ここに31、他の場所のも含めて計42鉢あります。
鉢から株を出して土を全部払いのけ、根だけにしてきれいに洗います。冷たい水に1時間ほどつけるのがよしえ流。強引ですが、こうする方が土がきれいに取れるし、根頭がん腫病のこぶの発見にもなるのですよ。
きれいに洗った株を新しい土を入れた鉢に植つけます。2月の半ばから少しずつ、そして今日やっと完了。ほんとはもう遅すぎるのですが、気になるので全部やり替えました。
土は自家製。これもよしえ流。赤玉中粒3、ボラ土中粒3、腐葉土3、これにもみ殻燻炭とバーミキュライト併せて1の割合で調合します。まるで薬剤師さんの薬の調合のよう。これもこだわりです。
鉢バラは1年間狭い鉢に閉じ込められるのでここに一番力を入れます。これで四季咲きといって年に3回以上は美しい花をつけるのですよ。15年ほど続けていますが、当初からのバラも11種ぐらいあります。バラは美しいだけではなくとても強い花。その強さに私は魅かれます。
2019年
3月
27日
水
私が提案した発議1号(常任委員会の任期を4年から2年にする)は本会議場で「否決」となった。可決となる公算はあったのだが、議場は魔物が支配する場でもあるので、結果が出るまで安心はできなかった。
15人いる議員の中で賛成票を投じた議員は7人。そう、7対8で不採択となった。厳然たる事実。1票が乗り越えられなかった。でも負け惜しみではないが気持ちはすっきりしている。
2月半ばに急に思い立った「粕屋町議会委員会条例」の改正。自治法では議長の任期は4年。これは変えられないが粕屋町委員会条例の改正ができれば、申し合わせ事項にある議長・副議長の任期2年の問題が解決できるのではないか。
そう思い、急きょ議案作成。でも粕屋町条例の条例改正なのに法令審査会のお墨付きは頂いていない。開催期日に間に合わないのだ。2月21日期限にギリギリ出せたところが、公布日に不備(今の任期の初めに遡らなければ意味がない)が見つかり、2月25日の議会運営委員会開始前に再提出。何とか間に合ったた。
3月1日発議上程。しかしながらその後付託先の議会運営委員会では昨日書いたように2対4で否決。予想はしていたけれど、めげた。一般質問の登壇の後だったので疲れもあって体調不良。
でも本会議があるさ。賛同者はいてくれると気を取り直す。そして昨日の最終日の議場での重い結果。でも今のこの気分は何だろう。疲れていない。体が軽い。爽快感さえある。
やることだけはやったのだ。粕屋町議会で、ベテラン議員として何ができるか。議会内で決める「粕屋町先例(申し合わせ)事項」を改正していながら3年後に自分たちがその立場になったらそれをあいまいにする、あろうことか白紙撤回までいった。
そんな流れを止めたかった。この3月議会は毎日がギリギリ。とにかく粘る、粘る、粘る・・・・
そして結果が出た。負けだった。でもやったことは残る。そして議会内において、全員協議会での議員間の討論の内容を重視するという従来の方向に戻すことができた。臨時議会の日程も提案されている。申し合わせ事項は何とか実行に移されることになった。
それでいい。いったん決めたことはやってみる。その結果を受け止めて、それがだめならその時にまたみんなで考え直す。そうやって少しずつ議会改革をやっていこう。そのために残された2年を頑張りたい。
2019年
3月
26日
火
連日机の前にへばりついて仕事をしている。本来ならば多くの方に出会って、いろんな意見を聞きそれを町政に活かす、というのが私の仕事だろうが、「厚生常任委員会委員長」のポストは議会運営における様々な事務作業があり、結構これが大変だ。
常任委員会で討議したことをできるだけ町政に、議会運営に反映させたい、そう思ってこの2年間与えられた仕事を忠実に、着実にやってきたつもりだ。
今日の本会議、議会最終日には厚生常任委員会付託の議案が5つあり、昨日委員長報告を4つ、これからもう一つ書き上げる予定。
まとめるという作業は結構厄介。しかしこれが粕屋町議会史に残る大事な、公式なあゆみなので、議案審査を丁寧にし、それをかいつまんで、しかもそのエッセンスを盛り込んで、賛成・反対討論を導き出せるようにと、思いは欲張りで深い。しかしながら力量が足りない。
とにかく思いついたことはやる、と決めた。そして今日は発議1号の議決の日。議会初日に提案理由に思いは述べたが、その後情勢は刻々と変わるので気が抜けない。
付託された議会運営委員会では2対4で「否決」。なかなか理解が得られない。でも粘る。今日は発議提案者なので討論はできない。審判を待つのみ。この発議が可決すれば粕屋町議会で不信任案が出ることはめったにないだろう。委員会条例で常任委員会の任期が2年と決まれば必然的に常任委員長・副委員長の交代はあり得る。
申し合わせ事項による議長・副議長の任期2年への移行もスムーズである。再任は妨げないとなっているので、結果的にこれが信任投票になる。そして何度でも議長立候補はできるのだ。
ベテラン議員として、粕屋町議会に何が貢献できるだろうか。発議はこの2年間の私の仕事の集大成。良い結果が出ればいいのだが。
2019年
3月
23日
土
今日はヴィラのぞみ愛児園の卒園式に来賓として参列しました。
園庭の生垣のモッコウバラの咲き具合を、そばを通る時はいつも楽しみにしているのですが、今日はまだ2分咲きぐらいでした。
29人の卒園生。一生懸命歌を歌っているけなげな姿。将来の夢をみんなの前で語ります。
我が家の孫は将棋士になりたいと言っていたのを思い出しました。おめでとう!
2019年
3月
20日
水
昨日、議会の帰りにスーパーの駐輪場で見つけた日本すみれ。あまりの可憐さに息を呑んだ。
昨日の予算審議の中での攻防。給食センターの予算の「土壌汚染状況調査委託料」502万円の予算の内容を尋ねたところ、細かすぎて言えないという応えだった。
給食センター建設が終わっても粕屋町は土壌汚染調査委託料を毎年300万円以上の調査委託料を払わないといけないという説明は過去に聞いていないように思う。
しかも今回は県の助言で地下水調査のための予算120万円の増ということなのだ。予算内容の説明がまず最初にあるのだが、その時には説明はなく、質疑の段階で問われて初めて説明、当然わかっているでしょう的な断片的な説明。なぜもっと普通にきちんとした対応ができないんだろうと思う。住民訴訟裁判の係争中だから?!
必要な検査をきちんとしていて問題がないのならなぜそのことをアピールしないのだろう。疑念を抱かれないように、それが行政の役割ではないか。
だから町は丁寧な調査をしたのに「ずさんな調査だった」と町を弁護する弁護士から言われても黙って聞いている他ないのではないか。
町民の皆さんから集めた税金を必要なところにきちんと配分して当然行政がすべきことをしているのであれば、自信を持って予算の詳細を、特に新規であればするべきだし、そのことを自信を持って公言してほしい。
2019年
3月
17日
日
3月は旅立ちの季節です。
どんな思いで旅立ち、また人は見送るのでしょうか?
庭の雪柳です。食堂からちょうど真正面に見え、これから我が家の春は広がっていきます。
今日はとても良い天気。心が癒されます。
2019年
3月
14日
木
3月11日厚生常任委員会。所管の議案12号より5件の議案審査をしました。12日、13日は30年度の補正予算審査、そして、本日14日より20日まで31年度の当初予算の審査となります。
執行部、各課の説明を聞いて質疑、その後委員会審査による採決となります。
今日からの平成31年度当初予算の審査は楽しみです。箱田町長はかなり積極的な施策を打ち出し、一般会計は昨年度より7.1%の増で9億6,600万円の増です。
昨年12月の一般質問において、私は平成30年度に計上されなかった諸事案について、「今は投資の時。今後拡大すると思われる町政の基盤づくりに力を注いでほしい。財政調整基金は16億円ありこれ以上は今のところ必要ないので、税収の伸びも勘案して長い間の懸案事項を精査の上で予算化してほしい」と述べていましたが、実際その通りのようです。
担当課の皆さんの知恵を絞った予算案の説明に、こちらの思いを託しながらの審議、予算特別委員会副委員長としての立場で頑張ります。昨年度との比較で考えることが多いのでつい振り返りますが、今、このように議案審査に集中できることにいろんな意味で、つくづく感謝しています。
2019年
3月
10日
日
3月7~9日、東京へ行ってきました。
急な用件で、たまたま本議会、厚生常任委員会、予算特別委員会の無い日で、中学校の卒業式はお断りして出かけました。
飛行機の切符は取れず、新幹線のフリープランならということだったので購入。
往復10時間の列車の旅。普段読めない本を数冊持参で乗り込みました。窓側の席が取れ、隣の席は予約なしで、結局その座席も占領して、読書と駅弁当を十分楽しむことができ、結構いい旅になりました。
飛行機の場合所要時間は短いのですが、飛行場までの交通機関、安全点検などの諸手続き、他の交通機関への乗り継ぎなど目に見えない部分で大変だったなと、それに食事をとる場所、内容などが結構面倒。列車の旅はそれをも含んでいるので一石三鳥?
博多駅に着いてすぐに福北ゆたか線へ乗り継ぐことができ、駅から徒歩8分で我が家へ。おまけに帰りの列車できれいな富士山を見ることができ、すごく得した気分になりました。
2019年
3月
03日
日
箱田町長の平成31年度の施政方針が、3月1日に始まった定例議会冒頭に発表され、ホームページにアップされています。⇒ (こちら)
シンプルでありながら内容の濃いものです。施政方針に基づく予算編成の詳細は3月18日からの予算特別委員会で審議されます。
箱田町長は総務課、収納課、経営政策課などに在籍した経歴、しかも前々町長時代は副町長で行政マンのプロです。その彼の行政経験からくる「信念」の感じられる、強い思いのにじみ出た演説を聞けて、私は正直嬉しかったです。
内容の「はじめに」の一部を抜粋します。
今後、地方公共団体にとって優先されるべきことは住民の皆様との信頼関係を築くことです。・・・・略・・・・ 内部統制による組織マネジメント改革に取り組み、「信頼」をキーワードに行政組織の基盤づくりを進めてまいります。
粕屋町にとって、今こそ最も必要な取り組みを前面に出しての施政方針です。質疑ができるのなら「具体的には? その予算措置は?」と一歩踏み込んだ問いを発したいところですが、残念ながら今の粕屋町にはその制度がありません。ほかの自治体では施政方針に対してきちんと向き合う仕組みをとっているところもあるのですよ。3月6日の私の一般質問時にその内容を取っておきましょう。
給食センター建設・運営に関して粕屋町はPFI事業を導入し、今様々な問題が出てきています。それはある意味、粕屋町の行政組織の限界を示すものではないかと私には思われます。ただ思うに、限界が分かればそれを乗り越える仕組みを編み出すこともできるわけで、私は今、行政と議会が一丸となってその限界に挑み、それを乗り越える自治体になりたい、なりえる、と確信しています。
箱田町長の出現により町は変わるでしょう。それに対して議会が後れを取ることがないように、それこそ二元代表制の一翼をしっかり担える議会になりたいと強く思います。
2019年
3月
02日
土
私の議員としての目標は、政治を身近なものに、暮らしと政治がつながっているという実感を多くの町民の方に持ってもらえるようにすることだ。
その一歩は政策提案の道筋をつけること。これまで一般質問で多くのことを取り上げ、町の事業に活かしてもらったが、それはあくまでも町からの提案を土台にした、主体は「町、行政」だった。
そうではなくて議会自らが町民の皆さんと力を合わせて、町の将来に向けての政策を提案したい。
そのためには議会の、チーム議会としてのあり様が大きな要素になる。今の粕屋町に欠けているものは、議員間討論。保障されているようで保障されていない。
ベテラン議員としての私の責任もある。徹底した討論の中からチーム議会として町民の皆さんと向き合いたい。
今議会、粕屋町委員会条例の改正を発議第1号として提案した。提案理由を簡潔に、しかも思いもすべて網羅するために結構苦しんだ。でも無事上程できてホッとしている。議員歴14年の責任は何とかクリアできるかな?!